通路橋〔6579〕2021/04/20
2021年4月20日(火)快晴!
良いお天気。聖火ランナーの皆さん、良かったね。晴れて。
今朝は市内で用事があり、早めに一仕事片付けて市内へ。と、申しますのも、8時くらいからは南国市の聖火リレーで道路がどんなになるやら予想できんので。朝7時の南国バイパスは、そろそろリレーの準備が始まってました。
さて。ここは、高知城の南東。丸の内緑地の南東の、お堀の橋があった場所。この向こうが丸の内緑地で、この、土嚢に挟まれたところに橋が架かってました。
ここにあった橋を一番最初にこのにっこりでご紹介したのは、2004年3月19日のこと。今から17年前。そこには、この丸の内緑地の歴史が書かれてました。あの頃やね。にっこりひまわりで、土佐のいろんな歴史のことを少し詳しく書き始めたのは。まだまだ土佐史素人だった僕が、目覚め始めた時期。
高知街ラ・ラ・ラ音楽祭は、2003年に始まったけど、ここ丸の内緑地を会場にしたのは2004年のこと。2004年9月。その頃、会場設営には、ここにあった橋をトラックで渡って設営してました。しかし橋の老朽化、ということでいつしか車の通行は禁止になり、設営のトラックは、高知城の北の入り口から出入りするようになりました。ちょいと不便。
この丸の内緑地は、文字通り緑濃いスペースで、9月の暑い日差しを緑が遮ってくれて、よいロックバンド会場になってました。
でも、今、鬱蒼とした木々を伐採して、広いスペースの公園に整備しよう、という工事が進んでます。ラララは暑いね、こりゃ。
で、橋。観光客もたくさん通るこの橋、なんて名前の橋だったかご存知でしょうか?
2004年の写真を拡大しても、ストリートビューでよく見てみても、橋に名前が書かれてない。そこでこの、高知市のホームページを見て見たらありました。
通路橋。
そのまんまやがな。と言うか、これは固有名詞ではなくて一般名詞なんでしょうな。橋には名前がないので、とりあえず「通路橋」と呼ぼう、みたいな。
気になったので県庁前の、お堀に架かる橋も調査してみたけど、橋に名前は無いみたい。あれも通路橋なんだろうか。知らんけど。
つまり、近代になってからお堀に架けられた橋には、名前がない、ということ。そういうルールでもあるんでしょうかね。ああ。通路橋。
せっかくなんで、ここに新しくできる橋には素敵な名前つけたらいいのに。お城の南東なんで「辰巳橋」とか。公募はやめてね。龍馬橋とか命名されかねんので。でも、「辰巳橋」とか命名したら、藩政期からここに「辰巳橋」という橋があったと誤解されるかも知れん。ならば「通路橋」でもいいような気も、してきました。もちろん僕が考えることではありませんが。
完成予想図をみると、見事なまでに変哲もない橋。変哲もない、通路橋。それもまた、いいかも知れない。僕らは搬入搬出にトラックが通れるようにしてくれたらそれで良いです。