誰もいない、堀川〔6557〕2021/03/29
2021年3月29日(月)晴れ
昨日は雨やったけど、桜満開。
桜満開やけど、雨が降ったせいもあって、昨日の夜の堀川では、お花見でお弁当広げる人をまったく見かけませんでした。ゼロ。もちろんコロナに怖じてのこと。こんな風景が出現するとは、想像もできませんでした。桜満開の堀川で。
写真は、今朝3時過ぎの堀川。大鋸屋橋の上から五台山方面を撮影しました。この両脇の桜並木は、今、見頃。地域に住む先人たちの思いが結実し、高知市でも有数の桜の名所になった、堀川。来年こそ、この桜の下で、みんなで楽しみながらお花見ができること、期待したいねー。
いつも思うけど、この堀川に船を浮かべて往来しながらお花見する、てのが一番の贅沢でしょうな。それも、散りはじめの頃。桜吹雪の中。想像するだに、贅沢な風景。
贅沢な風景といえば、江戸時代の絵図を見ると、ここから浦戸湾に出て浦戸に至るまでの間、あちこちの浜辺とか島とかに緋毛氈広げて「おきゃく」やってるのが描かれてます。もちろん船の上でも「おきゃく」。特に、娯楽が少なかった江戸時代では、そういう遊びをするのはとてもポピュラーだったんだと思います。街と、水辺とは、一体だった。
左手の浮桟橋に係留されてるのが、高知市の観光遊覧船。では、あそこから乗船できるのかと言うと、条例だかなんだか知らんけど、規則によって乗船できんそうです。乗船場は、桟橋。南高校の南側が乗船場。
浦戸湾と堀川をつなぐ船は、観光資源としてものすごく魅力的やと思うけど、そうは問屋が卸さんのがこの世の定め。なんとかしたいよね、これ。幾度も書いてきたけど。
はりまや橋から徒歩で来れる場所で遊覧船に乗って桂浜。いいと思います。
桂浜では、浦戸漁港か、漁港と桂浜の間で乗降。浦戸の古い町を歩いて桂浜。その町に、オシャレなお土産物屋さんや食べ物屋さん、海産物店が並ぶ。そんな妄想。
それもこれも、ここを起点にした水辺の観光があってこそ。せっかくの浮桟橋。例えば、自転車なんかも乗せれる(有料)工夫した船を建造し、観光客だけでなく、通勤通学にも利用できるようにしたら、更に魅力的やと思う。そんな妄想。
真夜中の桜は、この世のものとは思えない美しさで、僕を妄想の淵に引き摺り込む。
引き摺り込まれてる場合ではなくて、今日は月曜日。さあ、張り切って仕事仕事!