スマホと地図の進化〔6546〕2021/03/18
2021年3月18日(木)晴れ
昨日、旧中村街道が今は国道33号線などと血迷ったこと書いたけど、もちろん国道56号線の間違いです。ご指摘、頂きました。訂正申し上げます。申し訳ございません!
さて。こないだ書いたように、最近の地図アプリの進化は凄まじいっすね。Googleマップや地理院地図が突っ走るけども、その地図情報も活用した興味深いアプリが出現してきてます。こないだも紹介した「古地図散歩」もそのひとつ。
国土地理院の地理院地図では、過去の航空写真と現在の地図や衛星写真を重ね合わせて見れるけど、このアプリは昔の地図と重ね合わせれるのが秀逸。明治期以降、西洋の測量技術が導入されて正確な地図が出現してるので、現在の地図や衛星写真と重ね合わせても問題ない。正確に、現在と過去が重なり合うのであります。
例えば。
写真は、今朝の若松町。地理院地図だとこの十字の場所で、Googleマップだと、ここ。古地図散歩で、現在のGoogleマップに昭和初期の地図を重ね合わせてみたのが、スマホに表示されてます。青い丸が、現在地。
地図の透過度も自由に変えれるので、地図で見た場所が現在のどこになるのか確認しながら見れるのも嬉しい。
で、この昭和初期のこの地図によると、現在立っている場所には、電車の停留所があったこと、わかります。電車通りに「ローソンちより街テラス店」と見えるので、あそこが現在の「ちより街テラス」。そこには今、知寄町2丁目の電停があるけど、この古地図では「しんちどうり」。新地通り。古地図に「地新荷稲」とあるように、ここは稲荷新地で、稲荷新地に向けて電車が走っており、ここに停留所があったことが、この地図でよくわかります。
こうやって古地図と現在の地図を重ね合わせていると、なんか、当時の風景が見えてくる気がするではありませんか。見えてきませんか?
この通りにあるセブンイレブンは、田んぼの中。海岸通りには家々が並んでるけども、これは稲荷新地の料亭、遊郭、芝居小屋。そして、今も同じ場所に見えるのが稲荷神社。
地図の上端に、学校らしきものが見えます。現在の昭和小学校で、おそらく昭和7年にできたばかりの高知市立昭和尋常小学校。下知尋常小学校と、以前にも紹介した第五尋常小学校が統合され、あの場所にできた小学校。HPによると「昭和7年10月30日に落成したピンク色の校舎は、その威容と優美さ故に校区住民を驚かせたものであった。」とあるから、あそこにあったのはピンク色の校舎が見えてきましたねー。
こういうソフトは、PCソフトよりもスマホアプリの方が面白いっすね。時代は、そうなってきました。世の中の流れはそっちの方向。10年前には想像もできんかったけど。
そんな訳で、弊社でも、今、SNSを使ったキャンペーンをやってます。若い社員さん達が発案し、自分でページを考え、デザインし、始めたキャンペーン。世の中、そんな風なんだ。
脱プラを目指したSNSでのキャンペーン。10年前には想像もできんかったことが、今、始まっています。