蜜の味〔6490〕2021/01/21
2021年1月21日(木)晴れ
今朝の予想最低気温は4℃で、明日からは更に暖かくなる予報。
今年1月の南国市日章の気候データは、これ。すごい。昨日までの20日間で、最低気温が氷点下になったのは13日。9日にはマイナスの7.9℃を記録してますきんね。去年の1月は、なんとなんと、一度も氷点下になってないのに。それもそれですごいけど。この違い。地球ってのは、なかなか一筋縄ではいかんね。人類は、太古の昔から、この地球の環境に適応したり適応できんかったりして生きてきた。
僕は、寒い朝に適応するため、一昨日昨日とホットミルクにハチミツ垂らして啜ってます。これがまた、温まる。ぬくもる。ほかほかする。
本当は、仁淀川町椿山にただ一人暮らす中内さんのハチミツを食べてみたいのですが、とさのさと行ってみたけど、ありませんでした。去年作ったのは、もう、全部売り切れたのかも知れません。今年できるのに期待しつつ、高知市桟橋通、山中養蜂場のハチミツを買ってきました。
んまい。ハチミツホットミルクは、温まるし滋養強壮だし、免疫力高まってコロナ対策に最適かも知れんし。
調べてみたら、人類は、一万年以上も前から蜂蜜を食べてきた歴史がある、らしい。自然の蜂の巣から採取して。蜜蜂を飼育して蜂蜜を採取する養蜂を始めたのも、5000年も前。蜂蜜は、人類の歴史とともに、ありました。
日本では。日本養蜂協会というのがあってだね、こんなページがありました。養蜂の技術は、大化の改新の直前に伝わってきた、ということらしい。その時は失敗しちゅうけど。その後、貴重なものとして盛んに生産されるようになったらしい、蜂蜜。まだ、生産量の少ない種類のミツバチやったんでしょうな。でも、江戸時代の蜂蜜の産地に「土佐」が出てくるんですね。貝原益軒の「大和本草」には、各所の産地の中でも「土佐より出づるを好品とす」とあるそうですきんね。エラいぞ、貝原益軒。
蜂蜜で思い出すのは「蜜の味」。元々はミュージカルに書かれた曲で、ビートルズもカバーしてるけど、僕にとっての「蜜の味」は、なんと言うても、これね。ハーブ・アルバート&ティファナ・ブラスの「蜜の味」やね。このカッコ良さ。吹奏楽部やってた頃、部室に楽譜がありました。なかなか中高生ではあんな演奏できんけど、楽譜ありました。でもあの頃のブラスバンドって、ああいったノリの、カッコいい演奏目指してた部分もありました。自分たちがカッコいいと思う、やりたい曲を楽しんで演奏するような。良い時代だったかも知れません。上手い下手は別にして。やりたい曲を自分たちで選んで、自分たちで編曲して、やる。そんなこと自由にやってた、僕らの吹奏楽部。
「蜜の味」といえば、「ヒトの不幸は蜜の味」。人類は少なくとも1万年前にはハチミツを食べており、ハチミツの歴史は人類の歴史とともにあった訳で、ヒトの不幸を蜜の味と感じる感覚も、人類の歴史とともに存在してきたのかどうかは知らんけど、今はそんなこと言うてる場合ではなくって、みんなで協力してコロナ退散コロナ退散。
取り敢えず、寒い間は、ホットミルクにハチミツ垂らして、免疫力を高めよう。