歴史の文脈の上に〔6485〕2021/01/16
2021年1月16日(土)晴れ
それにしても、ぬくい。今日の予想最高気温は19℃になってて、この季節にしては尋常ではないくらい、ぬくい。今日明日は大学入試共通テストなので、あんまし冷え込まんでよかったね。まあ、みんな条件は同じなので、ぬきいきというて有利になる訳ではないから、まあ、頑張ってください。コロナの中、大変ですが。また、大人の思惑で制度がコロコロと変わる中、大変ですが、健闘を祈ります。
ところで、昨日の夕方のテレビ、RKC高知放送の「こうちeye」という番組で、こないだからこの「にっこりひまわり」でも書いてる、よさこい鳴子踊りの古い音源レコードの話題、取り上げてくれてました。恥ずかしながら、僕も出てます。僕がYouTubeに上げてるのは、このふたつ。
第一回よさこい祭りで使われた音楽は、どうやら、このうちの「古い音源-2」らしいことが判ってきました。なかなか貴重なレコードだったんですね。「古い音源-1」は、どういう立場の音源なのかは、謎のまま。
そして今朝の高知新聞。こうちワイドのページにも、その話題が記事になってます。恥ずかしながら、僕も写ってますね。ああ、ヤダヤダ。
でも、この盛り上がり方は、よさこいが、いかに高知県人にとって大切なものかを、教えてくれますね。
さて。
今日は第三土曜日なので、会社周辺を清掃する日。僕も、営業さんや事務員さんたちと、朝8時頃から掃除して来ました。掃除というか、ゴミ拾い。
ここは、南国市物部の、下咥内のはずれ。この十字の場所。この南、南国バイパスとの間に、今、工業団地が造成されてます。その風景を撮影しました。この看板に書いてるように、今年5月までが工期。その後、入居される工場の建設が始まるのでしょうか。ここの風景も、変わってゆきます。
今、地理院地図の航空写真で見ると、こう。この南が工業団地になるのか。
ちなみに1970年代はこうで、高知牛乳南国工場が完成したばかりの頃は、こう。
そう。基本的に、ほとんど変わってません。なのでここに工業団地ができるのは、この地域にとっては大きな大きな変化ということに、なります。
治水地形分類図を見ると、この下咥内の集落も、工業団地も、そして弊社も、物部川の古い流れがつくる自然堤防上に、所在します。弊社の標高は13.6m。最悪想定でも、津波、来ません。
ここは、太古の昔から、幾度もの震災の中で津波の被害からも免れてきた、古い古い集落。
太古の昔からの歴史文脈のなか、地形の文脈の上に、集落がつくられ、工場が建ち、変化していく。
よさこいも、どんどんと変わっていっていい。創設されたときの「元気」と「心意気」と、「ナンデモアリ」「自由に」の文脈の上で。