よさこい鳴子踊り、古い音源〔6480〕2021/01/11
2021年1月11日(月)薄曇り
氷点下やけど暖かい。と、感じるくらい、このところ寒うございました。今日は、昨日、一昨日ほどではありません。まあ、冷やいけど。
昨日、実家で、古いレコードを発掘してきました。レコードプレーヤーを手に入れたので。実家には、78回転のものなど、分厚くて古いレコードがありました。テイチクの絵入りレコードとかもあって、懐かしさ満載。
この写真の向こう側にある絵入りレコードはジングルベル。聴いてみると、歌詞が新鮮。
普通ジングルベルは、ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る~♪ですが、このレコードは違う。違います。
ジングルベル ジングルベル 道すがら~♪
子供向けやのに、表現が文語調なんすね。YouTubeで同じレコードの音源を発見したので、聴いてみよう。なかなか新鮮なジングルベルが、聴けます。昔のレコードって面白い。
Jingle bells! Jingle bells! Jingle all the way!
だから、道すがら~♪なのね。かなり忠実に翻訳してるのでした。
昔のレコードと言えば。昔は、簡単に録音できる媒体もなかったので、自主制作のレコードにして録音したりしてました。僕が中学生1年生の頃、吹奏楽コンクールの演奏の録音はレコードで貰ってましたもの。カセットテープも無かった時代。
で、こんなレコードがありました。母方の祖父が、商工会の活動のなかで、よさこい祭り創設に関わったと言います。詳しいことはまったくわからんのですが、その母の実家に、こんなレコードが残されていました。手書きで「よさこい鳴子踊り」と書かれたレコード。販売用ではない自主制作のレコードだし、古い音源なので、YouTubeにあげてもかまんと思い、上げました。貴重な音源だと思います。歌詞も少し違うし。
両面に違った演奏が録音されてます。A面がこれで、B面がこれ。僕はこっちの方が好き。アップテンポで、とにかく元気。本番で採用された民謡調のものより、こっちの方が高知らしいし踊りやすいっすよね。後世、よさこいは劇的な転換を遂げ、劇的な盛り上がりを見せるのですが、その萌芽はこんなところにあったのかも、知れません。武政英策さんが、「時代や人によって変わってきたし、これからもどんどん変わっていってもかまわないと思っている」と語った思いは、実は、草創期から存在し、それが、後のよさこい爆発につながったのかも、知れません。