寝台列車と食堂車とリニア〔6362〕2020/09/15
2020年9月15日(火)晴れ
いやー、涼しい。ちゃんと蒲団かぶって寝んと、風邪ひきます。コロナ騒動の今、風邪ひいたら面倒くさいので、気をつけんといかんっすね。
さて。
ニュース見てたら、JR西日本が関西と山陰を結ぶ長距離観光列車「ウェストエクスプレス銀河」というの、運行始めたというのがありました。なるほど。値段が高い豪華寝台企画列車とかではなく、比較的安価で寝台列車の旅が満喫できる、という触れ込みだ。なるほど。
京都と出雲市を夜間に結ぶ寝台列車。週2往復程度だから、まあ、観光列車っちゃあ観光列車。やけど、こういう方向で物事を考えるのは、いいと思いました。ひとつ言わせて頂ければ、食堂車がないのは、残念。そりゃあね。豪華列車の豪華ディナーみたいなの、まったくもって必要ないです。僕は食べたくもない。大昔の洋食屋のように、カレーライスとハヤシライスとオムライス、それにカツレツ定食があれば、いい。チーズとソーセージの盛り合わせ、サラダ、そしてビールとワインと日本酒と。
食堂車がない寝台列車の旅なんて。ぜひ、食堂車、検討してもらいたい。
「銀河」については、今後、山陰や山陽方面へも運行を計画してるとのことやけど、四国方面はどうなった?
ここにも、JR「分割」の弊害が見え隠れするね。そもそも京都から山陰、山陽って、JR西日本の中で完結します!という宣言に等しい訳で、それが僕らの心の琴線に触れるのか?ということなのである。あります。僕らの心の琴線なんか知らん、と言われたらそれまでやけど。
高知を夕方出て、東京へ朝到着する寝台列車があれば、僕は、乗ります。食堂車でカレー食べてビール飲んで。ああ。想像するだに、素敵やないですか。
JR旅客が全国でひとつの会社だったら、そんな列車の企画も考えただろうと思うと、残念でならない。などと今朝も快調に妄想が暴走しますね。
JRが今のままの分割状態だと、新幹線収入が9割を超えるJR東海は、JR東海を通過する寝台列車に協力的になるとは思えません(個人の感想です)。
リニア中央新幹線の問題も、JRが東海でなかったら、もっと違う展開になってたかも知れない(個人の感想です)。地学マニアの僕にしてみたら、フィリピン海プレートの沈み込みによる付加体である南アルプスに、あの複雑で脆そうな南アルプスに、あの大量に水を含む南アルプスに、トンネルをぶち抜くというのは、なかなか興味深い工事。
こないだからご紹介している「闇を裂く道」を読んでもわかるけど、今回の工事は、水資源に関してはかなりのリスクを孕んでおります。
静岡新聞が、結構詳しく、幾度も、JR東海と国交省と静岡県のせめぎ合いについて伝えてますので、目が離せません。
ともあれ、リニア中央新幹線が開業したら、東海道新幹線には食堂車を復活させ、鉄道ならではの楽しさを満喫できる乗り物にしてもらいたい。
そのためには、今、JR統合計画が必要なのである(個人の妄想です)。