自転車で佐川、不動ヶ岩屋、桑田山温泉、須崎〔6359〕2020/09/12
2020年9月12日(土)時々、降ります
土曜日。久々に少しだけ遠出しました。自転車で。
僕は自転車乗りではないので、ロードレーサーみたいなの、持ってません。ネットで買った2万円代の折り畳み自転車、ベージュの折り畳み号ですが、なんとなく自転車乗りの気分になって、走ってきました。ひまわりのランニングチームで作ったひまわりコーヒーTシャツは、派手なので、自転車乗りのウェアみたいに見えるかもしれません。見えませんか?
さて。今日は家を出発してから鏡川沿い、そして国道33号、日下からJRの線路沿いに自転車を漕ぎました。通ったことのない道は、いいですね。とても新鮮で、時折降ってくる雨も心地いい。
初めての田舎道は、何を見ても楽しいっすね。そして佐川から、尾川、それからここへ。不動ヶ岩屋遺跡。
不動ヶ岩屋遺跡をこのアングルで、ご紹介するのは、たぶん4回目だ。
1回目は、2006年4月。今年大学を卒業して社会人になったJr.2号の可愛らしいこと。こんな時代もあったのに。
2回目は2012年10月。3回目が2015年9月で、両方とも、佐川から走って目的地は桑田山温泉でした。2012年のときは、まだ新館工事中で、昔ながらの鄙びた感満載温泉でした。2015年になると、新館や新しい露天風呂も完成してて、ものすごくお洒落になってました。
そして、今日。4回目の不動ヶ岩屋遺跡。
なんせ、今から1万2000年前に人が住んでいたという洞窟ですきんね。縄文時代に入ったばかしという、日本にまだそんなに人が住んでなかった時代。
石灰岩質の鍾乳洞。地質図で見たらこうで、この青いのが石灰岩。石灰岩の地盤に水が豊富だと、鍾乳洞ができるのはご承知の通り。洞窟は、今日みたいに雨が降っても大丈夫だし、外敵からも身を守りやすいので、早期の人類は、洞窟に住むこと、多いみたいですね。そして石灰岩質ということはアルカリ性で、日本のほとんどの土壌が酸性であることと対照的。つまり、人骨とかが残りやすい訳で、この不動ヶ岩屋遺跡界隈ももっとキチンと発掘すれば人骨も出てくるんではないかと思ってます。
ここが発掘調査されたのは昭和39年と昭和42年だけみたいなので、今の技術でキチンとした発掘したら、人骨を含めて貴重なものがたくさん出てくると思うけど、僕が思っても仕方ありません。
さて。不動ヶ岩屋遺跡から南下し、斗賀野を通って須崎へ。今日も桑田山温泉で、お風呂、入りました。そうだ山温泉「和」。経営者さんがいらっしゃいました。コロナで4月5月がどうなることかと思ったとおっしゃってましたが、Go Toキャンペーンから、かなりお客さんも戻ってきて一息ついてるようですね。こうやって、少しづつでも戻っていけたらいいですねー。少しづつ。少しづつ。
須崎で鍋焼きラーメン食べて、今、多ノ郷駅の誰もいない駅舎で、帰りの汽車待ちながら、このにっこり書いてます。2万円代の折り畳み自転車でも、ちゃんと輪行袋に収納できて、汽車に持ち込めるのであります。
こないだ、FBで、JR四国と自転車について書いてるの、見ました。この時代、いろんな工夫が必要なこの時代だから、JR四国では、自転車を輪行袋に入れなくても運べる仕組みをつくったらいいのに、という問題提起でした。
なるほど。
JR東海では絶対に考えつかない、地方会社であるからこその発想。ハードルは高いかも知れんけど、検討する予知は、充分にあると思いました。
時折雨が落ちてくる土曜日を、満喫しています。たまにはね。頭のリフレッシュは、未来を生み出す。ほんとうです。