カセットテープのゴルフゲームからMRIへ〔6250〕2020/05/26
2020年5月26日(火)薄曇り
このところ、走ってどうした、みたいな話がないことにお気付きの方もいらっしゃると思います。そう。最近、全然走ってません。コロナのせいかと言うと、そうではなくって、腰痛。
いや、腰痛というよりも、坐骨神経痛みたいなやつ。
ちょいと酷使したかな、ガイな運動してしもうたかな、とは思ってました。なかなか痛みが取れず、朝起きた直後なんぞは、少し屈むと太もも裏が攣ったみたいに痛くって痛くって大変。これはちょっと、足腰使う運動は控えておこう、となった訳です。
昨日、高校の同級生K君がやってる整形外科へ。こないだレントゲン撮ってもらいましたが、なかなか改善せんので再診に行ってみると、MRIやってみろうか、ということになったのでした。
ああ。実は、人生初MRI。音がすごいとか、圧迫感が怖いとか、いろんな話を聞いてたのでドキドキしてましたが、無事、20分という時間を過ごすことできました。あのガンガンガンガンという音が子守唄になって、寝落ちしてしまいそうになったけど。
CTとかMRIとかいうの、すごいね。ウィキ見てみると、CTは「コンピューター断層撮影」で、MRIは「核磁気共鳴画像法」。僕にはその違いもわからんが、まあ、この数十年の技術の進歩、ということは、わかる。僕らが子供の頃は無かったもの。
それこそ高校同級生のS君。S君は、同じ高校から東京理科大学の情報工学分野へと進み、大学卒業後は外資系の、CTとかMRIとかを作る会社に就職。今も、その分野で技術者というか技術統括者というか、まあ、貴重な人材として活躍しております。
S君は、一緒にバンドをやったりしてた、仲の良い友人。なので、学生時代に住んでた、東武野田線の豊四季駅近くのアパートには、よく泊まりに行ったもんです。
柏駅から豊四季まで雨の中歩き、見知らぬおじさんに誘われて、バーで朝まで飲んだ話は、以前一度書きました。
あのおじさん、バーのママさんが言うてた話の記憶では、あのウィークエンダーのロゴデザインとか、新自由クラブのロゴマークとかをつくった人、とのことでした。だとしたらかなりの有名人なんだと思うけど、今となっては藪の中。夢だったのかも知れない。
で、S君のアパートには、勉強で使うコンピューターもどきみたいなの、置いてました。コンピューター黎明期。もちろんパソコンは世の中に存在せず、僕にはまったくわからん言語でプログラミングやってました。そのコンピューターもどきでは、ゴルフゲームができたんですね。今からみたら、ビックリするくらいシンプルでちゃっちーの。そのソフトは、カセットテープに書かれてました。
一打うつたびに、カセットテープをしばらく回して読み込む。そんなの。まだフロッピーディスクもなかった、そんな時代のゴルフゲーム。
あれから40年。
これからはコンピューターの時代や、と言うて情報工学の道に進んだS君も、これほどの世の中になるとは想像できてなかったと思う。世の中の動きは想像を超える。
そんな進化する社会の中で、人生初のMRIでした。時代にちょっと乗り遅れ気味。
あ、診断結果は、もっともらしい名前が付けられた、よくある老化でした。まあ、もう年やきねー、と同級生の医者に言われると、ちょっと、切ない。