連休のアーカイブ〔6228〕2020/05/04
2020年5月4日(月)晴れ
良いお天気。フラフラと、どこかに出掛けたくなる陽気ですが、今は我慢のゴールデンウィーク。連休。
連休で思い出しました。大豊町穴内で、毎年、その名も「連休まつり」というのが開催されてます。どうやら例年5月3日。
レトロな看板やおもちゃが並んだお店を中心に、僕らが懐かしくなるような、手作り感満載の「連休まつり」。誰が命名したのか知らんけど、その名前は、僕のハートを射抜いてしまいました。
その「連休まつり」も、今年は中止。コロナ野郎のせいで。
その、大豊町の「連休まつり」に僕ら家族が遭遇したのは2007年5月3日のこと。今から13年前だ。その時の目的地は、高知県に数少ない国宝、豊楽寺薬師堂。あのお薬師さんの、時の流れが染み込んだ幽玄な建築物と森を、まだ子供だったJr.たちに体感させてやりたくて行った、と、記憶してます。その時に大豊町穴内を通りかかったら、やってました。「連休まつり」。
そして、その2007年に僕らが遭遇した「連休まつり」は、なんと第一回だったのでした。地元の皆さんたちがお試しに、2007年、手作りで始められた「連休まつり」。それが去年で13回目を迎え、今年14回目となるはずだったのが、コロナ野郎のせいで、中止。
数年前。うちの家族が、また、偶然にその「連休まつり」に行き当たることになる。ああ、懐かしの「連休まつり」だ、ということで覗いてみると。
その祭りの中心たるレトロ館で、第一回からの「連休まつり」の写真展をやってたのであります。そしてその第一回の写真に、Jr.たちが登場しているではないか。ああ。うちの家族もアーカイブに。
あんな、偶然の歴史が、いつしかアーカイブになっていくのでありました。
今思い出したけど、Jr.たちと一緒に「第一回」に遭遇したお祭りが、もうひとつありました。第一回「連休まつり」よりも2年半くらい前でしょうか。同じく大豊町の、大杉。
第一回「シシ鍋祭り」というのに遭遇したんですね。ああ。思い出した。思い出しました。真冬の大豊で、なんと野外でシシ鍋をつつこう、という大胆な試みやったですねー。偶然通りかかった僕たちは、当然のように行ってみたのであります。
で、そのお祭りでやってたカラオケ大会に飛び入りで参加したJr.1号が、なんと優勝。優勝商品が「ハロゲンヒーター」と「合鴨米」だったことは、今も鮮烈に覚えてます。
で、その「シシ鍋祭り」はその後どうなったかというと、終わってしまった。第一回だけで、終わってしまいました。だって、冷やいんだもの。寒風吹きすさぶ中、みんな、凍えもってシシ鍋すすってました。ちょっと企画が大胆過ぎたのね。
みんな、いろんなこと考え、やって、失敗して、成功して、成功して、失敗して、成功して。
コロナ騒動の中、今は我慢。今朝、人の居ないところを選びながら歩き、筋トレしてきました。
連休なのに一人の観光客もいない、高知城。ときおり、地元の方が、散歩で通りかかるだけの高知城。
チャートの石垣の隙間に、ユキノシタ発見!
こんなところにユキノシタ。知らんかった。こんな時だから、見つけたのかも知れません。
また、知らんかったことを、ひとつ、知りました。ちょっと、嬉しい。
こんなときだからこそ、知ることも、あります。