マスク〔6167〕2020/03/04
2020年3月4日(水)雨
雨が降ってます。花粉症の方は一息、といったところでしょうか。マスクが不足してますもんね。県内で新型コロナウィルス感染者が出てから、余計にマスクが手に入りにくくなりました。お店でマスクが棚に並んでるのを見るの、奇跡になってきましたね。花粉症の皆さんは、マスクが手に入らんかったらなかなか厳しいと聞きます。
雨が降ると花粉の飛散が減るので、ちょっと一息。でも、雨上がりに晴れて気温があがると、また大量に飛び始めるので、辛いですね。
とにかく、ヨーグルトを食べてください。
店頭からマスクやトイレットペーパーが消えました。どうして知らんけど、お米売り場が空になってた報道も見ました。マスクはわかるけど、そのほかの物が店頭から消えるのは、不思議としか言いようがないです。加熱する報道の中でパニック心理になってるんでしょうね。落ち着きましょう。落ち着きましょう。牛乳は、余るほどありますきに。
世の中、大概のものが無いなっても、生きていけます。今は、そんな社会。昔は便所に紙なんぞ無かった訳だし。縄とかね。
たとえお米やパン、お肉や卵が急に手に入らんなったとしても、牛乳があります。牛乳の持つ栄養バランスは、かなりの期間、牛乳だけでも人間が生きていけるだけのもの、持ってますから。昔、飢饉で主食が無くなった時代とは違います。
昨日も書いたように、小中学校の休校で酪農家さんがピンチ。とにかく余るほど牛乳はあるので、この騒動を、牛乳飲んで乗り切りたいものです。カルシウムがイライラ抑えてくれますし。
ネット見てると、都会の電車で、マスクしてるのに、咳しただけで「コロナやったら別の車両へ行け!」などと暴言を吐かれる動画が上がってたりします。なんという世の中。この国、そんな国でしたっけ。そんな自己中心的な国だったっけ。今だけ金だけ自分だけ。そんなにイライラしても意味がない。
とにかくイライラしても焦っても慌てても始まらんので、牛乳飲んで落ち着いて、冷静に手洗いうがい、アルコール消毒に心がけるのが良いと思います。
今は使い捨ての不織布のマスクが主流だけども、以前は布製でした。洗濯して、幾度も使ってた。このマスク不足の状況下で、布とガーゼを使って手作りのマスクを作るの、流行り始めてます。それはそれで、良いですよね。子供に、可愛いデザインのマスク作ったりして。親の愛情が、ほとばしる。
なんでも使い捨ての世の中に警鐘が鳴らされてるのかも、知れません。
風邪とかの衛生用のマスクって、いつ頃からあるんだろう。
そこで「大言海」。いつもの「大言海」で、明治期、マスクはどのような存在だったのか見てみました。
マスク
假面。我ガ國ニテハ、主トシテべえすぼおるニテ、捕手ノ用ヰル面。又、感冒、塵埃、悪瓦斯等ヲ防グニ用ヰル面、或ハ、口ノ覆ヒ。
主トシテべえすぼおる、だって。
正岡子規が関わってるように、日本では、明治期に既にべえすぼおるがかなり普及してた訳です。マスクという用語は、べえすぼおるのキャッチャーのマスク、という意味が一般的で、感染予防のマスクはまだまだマイナーな存在だった訳だ。なるほど。
野球か。この状況がつづくと、春の甲子園も、プロ野球開幕も危うい感じになってきてます。捕手のマスクはあるけど、観客のマスクは、足りない。
薬さえできれば、新種の風邪の一種で、流行と終息がインフルエンザのように取り上げられるだけになるんだと思います。
それまでは、ヨーグルトで免疫力を高め、牛乳で落ち着いて。シマカに過ごす、春の日々。