木星と水と人類〔6162〕2020/02/28
2020年2月28日(金)晴れ!
昨夜の「全国の小中高校に、春休みまで休校を要請する」というニュースにはビビった。ビビリました。賛否はともかく、僕らの業界への影響は甚大で、生乳需給に史上かつてない混乱を招く恐れがあり、対策が急がれるところです。いやまったく。
今朝も生乳受入担当者からハングアウトで連絡があり、5時前に出勤して打合せ。ともあれ、今日の教育委員会の決定を待たんと仕方ありませんが。
写真は、家を出たところ。4時半過ぎの、鏡川河口。堤防の上にカメラ置いて、撮影しました。今朝は結構、冷やい。堤防の延長線上には五台山。取り壊しが決まっている展望台の建物にも、灯り。そしてNHKの鉄塔。
右下のとっても明るいところは、弘化台。市場。市場は、早朝からあかるく輝いて、たくさんの人たちが仕事しております。
五台山のすぐ右上の明るい星は、木星。その右上に火星も見えてて、僕らが地球の斜面にいること、実感させてくれます。
こないだご紹介した火山学者の巽好幸さん。絶対にありうる巨大火山噴火の危険性を発信しつづけている、僕の好きな火山学者さんで、こないだ読んだ「火山大国日本」や「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」は、読んで戦慄が走りました。必読書。
その巽先生、ツイッターでこんなことつぶやいてました。
「地球は太陽系で唯一表面に液体の水がある水惑星。なんと木星がこの水の一部をもたらした可能性が。形成初期の木星が周囲のガスの影響で太陽に向かって大移動。多くの氷の塊を内側へとはじき飛ばした。木星はその後反転して現在の位置へ。夜空にひときわ明るく輝く木星。私たち生物の恩人ですね。」
なるほど。そうだったのか。木星の働きがなかったら、僕もあなたも乳酸菌も生まれてなかった、という訳か。ひとつの「説」なので、確定した理論ではないけど、なるほど、という感じの話でした。
あと、地球に生命をもたらしたのは火星、という説もあったりするし、宇宙の謎は尽きません。
世俗にはいろんなことがあって、僕らはそれに振り回される続けるけど、夜空には僕らを生み出した星が、いつもと変わらず輝き続ける。心洗われます。
まずは星を見上げて心を洗い、今日という日に臨みましょう。さあ。頑張って仕事仕事!