4年に一度の誕生日の花〔6163〕2020/02/29
2020年2月29日(土)小雨
このにっこりひまわりを始めてから5回目の2月29日。16年前の1度目の2月29日と、前回、4度目の2月29日は、ひろめ市場からのにっこりでした。1度目の頃のひろめは、まだオープンしてから5年。予想外に繁盛し、ぼちぼち観光客さんも増えて来はじめてた、そんな頃の貴重なアーカイブ。
でも今のひろめ市場、あの頃とほとんど変わってません。が、この4月から全面禁煙になります。ひろめ史上有数のエポックメイキングな出来事になるでしょう。
でも気になるのがコロナ。
小中高校の休校が突然決まり、イベントや宴会自粛が続くなか、しばらくはひろめ市場も静かになるんでしょうかね。そんなこんなの2月29日。
弊社、途中入社の営業N君は、今日が誕生日。どうやら11回目の誕生日らしい。11歳。若くていいね。この日が誕生日の方は、どんな感じで祝ってきたんだろうか。取り敢えず、今日は4年分、おめでとうを4回言いましょう。誕生日メッセージと図書カードも4年分にして。
さて。
出勤途上の車の中で、NHKのラジオ深夜便をそれとなく流してたら、今日、2月29日の誕生日の花は「杉」とやってました。杉の花。杉の花粉が大嫌いな方も多いと思いますが、杉の花に罪はない。4年に一度なのは、花粉症の方に遠慮してのこと。なわけ、ありません。
その話題の中で、屋久島の縄文杉のこと、話してました。樹齢が7200年とかいう話。今は調査が進んで、そんなに古くはないというのが定説になってて、2500年から4000年くらい、という意見が多いみたいな、屋久杉。縄文杉。
昨日もちょっとご紹介した巽好幸先生の本には、日本列島で起きた数々の火山噴火のことが書かれてるけど、その中でも気になるのが7300年前の鬼界カルデラの大噴火。巨大カルデラ噴火は、その破壊力や規模の大きさで、富士山とかの単独火山の噴火を遥かに凌駕する訳だけども、現生人類が日本列島に住み始めてから発生した唯一の巨大カルデラ噴火が、その鬼界カルデラ噴火。その火山灰はアカホヤと言われてて、高知でも、少し発掘調査をすると必ず出てくるアカホヤ地層。高知で30cm近く積もった火山灰。巨大な火砕流は、大隅半島や薩摩半島を瞬時に焼き尽くし、南九州縄文人を絶滅させたと言われてます。
その大噴火で、屋久島にも高さ20m以上の大津波と火砕流が襲いかかって焼き尽くされてます。
だから、屋久杉は、少なくともその後から育ったものというのは間違いないのであります。
屋久島の縄文杉は、鬼界カルデラ巨大噴火の火砕流による焼土の上に、そびえ立っているのでありますね。
今日は小雨で、そんなに杉花粉も飛んでないと思うけど、花粉症の方々にはマスクが手放せない季節になりました。なりましたけど、マスクが手に入りにくい状態もつづく、日本列島。ヨーグルトで、免疫力を高めましょう。
4年後の2月29日の会話。
「4年前はあんなコロナ騒動やったけど、今は薬もワクチンもできて、安心やね。」