独鈷水、鍾乳洞、鉄塔展望台〔6122〕2020/01/19
2020年1月19日(日)晴れ!
昨日は、無事、高知まで帰ってきました。会社に帰り着いたのが13:30頃。新城市を出発して6時間で、南国市まで帰りました。トラックって、乗りやすいんです。僕の腰にとっては、ゆったり座る乗用車よりも背筋を伸ばして座るトラックの方が優しい、ということがわかった東京往復1600km。
昨日は会社で溜まってた仕事を片付け、夕刻から、ある勉強会に出席。すごい勉強になる、経営の実例でした。いや、すごかった。そして講師の先生たちと懇親会、二次会。家に帰ったのは日付が変わる頃。いやいや、有意義極まりない身体の使い方ですね。僕は元気です。
それでも今日は8時まで寝ました。ちっと休めんといかんので。お昼から用事があるので、8時過ぎから走りに行ってました。まあ、近場。五台山。
五台山のあの展望台、耐震基準を満たさんということで、取り壊すことに決まったそう。カフェ「パノラマ」様は昨年末で営業を終了したけど、展望台の上には、今はまだ上がれます。あそこから見る高知市の風景って、高知市民にとっての宝物ですよね。
新展望台整備事業を、PFI(民間手動の整備)で行うことを、検討してるそうです。県がね。で、その検討のための民間事業者との「対話」をするんだそう。事業のアイディアとかあ事業条件についての「対話」。これ、「サウンディング」というんだって。わざわざ横文字にせんでもいいとは思うけど。
さてさて、どうなるんでしょうかね。
ともあれ、将来は見られなくなるあの展望台からの風景を眺めに、五台山を駆け上がってきました。途中、山道を通りながら。
ここは山腹に鎮座まします厳島神社。その祠の横に、チョロチョロと湧水。これが、弘法大師ゆかりの独鈷水。なんでも、弘法大師が五台山のお寺を補修していたときに、独鈷を投げて、その落ちたところから湧き水が出た、という伝説。だから独鈷水。なんの説明板もないのが、高知らしい。
五台山という山は、弘法大師の頃は島だった。大島という、浦戸湾に浮かぶ独立島。標高146m。だから、水は貴重なんですね。でも、山体の内部を水が流れているのは、独鈷水があることからも確認できます。
それならば。
ここで妄想してみよう。
以前、「洞窟ばか」という本をご紹介しました。ひまわり文庫2017年6月の新刊。この本を書いた男は、とにかく世界中の洞窟を探検することに生きがいを見出している変人。でも、すごい。とにかく穴があったら入ってみる、という習性をもった男。
で、鍾乳洞が存在する条件としては、石灰岩質であることと、水が流れていること、を上げています。その条件が整えば、ひょっとしたら、今までみつかってないとんでもない鍾乳洞が存在してもおかしくない、という話だ。
五台山は、基本、チャートの山。この厳島神社の後ろにそびえる巨岩も、チャートだし、山のいたるかしこでチャートの巨岩を見ること、できます。でも実は石灰岩も、ある。
五台山の南東部には、かつて石灰岩を採掘していた跡が、今も残ってます。今日、ちょっと行ってみたけど、地面が鍾乳石みたいになり始めてました。
五台山には、たしかに石灰石が多く存在します。南麓東側の古い家々の基礎部分は、石灰岩の石積みだ。
そして、山の内部を、そんなに多くはないけど、水が流れる。
ひょっとしたら、鍾乳洞がないだろうか。という妄想ね。
もし五台山に鍾乳洞があったら、公園の開発もまた違ったものになってくる。
竹林寺。牧野植物園。展望台。そして鍾乳洞。
そうそう。展望台、今の場所にはぜひともバリアフリーの、つまり僕らの足腰が立たんなっても上れる新展望台が、欲しい。あと、今も残るNHKの鉄塔。あれに安全な外階段をつけて、歩いて上れる展望台にしたら、すごい景色が見れるんではないか、という妄想を、以前にも暴走させたこと、覚えてますか?
竹林寺。牧野植物園。展望台。鍾乳洞。鉄塔展望台。妄想するのは勝手だ。
いろいろ楽しそうな、五台山。
今日は植物園を通って東へ駆け下り、五台山の東端をまわって山裾を走り、帰ってきました。
僕は元気です。