牛乳と青汁とヤギミルク〔6115〕2020/01/12
2020年1月12日(日)小雨
小雨。ああ。今日、走りたかった。昨日は良いお天気の中を走ったけど、僕はどちらかと言えば雨の中を走るのが、好きだから。
今日は、諸々用事がありまして、会社に来てます。工場は、もちろん通常に稼働してまして、たくさんの従業員さんが、早朝から働いておられます。
牛乳屋さんというのは、昔からそういった商売でした。乳牛は休まないので、酪農家さんに休みはなく、そして搾乳した生乳を受け入れる牛乳工場も休まない。
そして世の中の、社会構造の、商売慣習の変化などなどによって、牛乳は元旦も含めて1年365日製造するものだ、ということになってしまって幾星霜。
最近、働き方改革とかで少しだけ空気が変わってきました。元旦営業しない量販店とかも、増えてきましたね。
お正月が、昔のように静かな、そして家族や親戚でゆっくりと賑やかに過ごすお正月になったら、嬉しい。だってお正月ですもの。でもその為には、某大手量販店の某ショッピングモールが営業しないことが必須。元旦の、あの賑わいは凄まじいですきんね。
もし、あの某ショッピングモールが営業してなかったら、そして量販店が元旦営業をやめたら、随分と日本の正月風景も変わるんだろう、みたいな妄想が、お正月から頭の中を暴走してました。
で、牛乳屋さん。それぞれの地域でそれぞれの知恵、工夫を凝らしてやってます。弊社は、近年、この青汁「菜食健美」に力入れてます。同じジャンルではどっちかというと後発ですが、本格さと飲みやすさを両立させ、何より、原料がすべて高知県、それも大豊町だけで栽培されており、いつ、どこの誰さんが収穫した野菜か、ということまでわかるようになっている、青汁「菜食健美」。
今は、九州から関東までで、各地の乳業メーカーさんの販売網を利用させて頂いたりしながら、家庭配達できるようになりました。もちろん、可能なエリア、可能でないエリアはあるんですが、とにかく広がってきた青汁「菜食健美」宅配エリア。
ぜひぜひ、こちらにお問い合わせ頂いて試してもらいたいのであります。牛乳屋さんとしてはね。
そして「ヤギミルク」。幾度もご紹介してきたけど、南国市で、脱サラしてヤギ牧場を始めた川添くん。そのヤギミルクを、500mlビンに殺菌充填し、フレッシュミルクとして販売してるのはご承知のとおり。ヤギは完全季節繁殖なので、冬季は乳が出ず、今は販売休止期間中ですが。最近、全国で、ヤギを飼い始めるところが出てきてるけど、川添ヤギ牧場が使用している飼料は、基本、全部自分でつくった、もしくは近所の人につくってもらった自家飼料。ここが、川添くんの志。こころざし。
そして今、フレッシュミルクだけではなくて、これをパウダー化する準備、始めてます。
ヤギミルクのパウダーについては、ペット用に需要があって、かなりの問合せ、引き合いがきてます。まだ、日本ではまったく新しい(ヨーロッパとかでは既に確立している)ジャンル。さて。どうなっていくのか、乞うご期待!
と、まあ、牛乳屋さんも、色々と考えてます。今までの延長線上には、未来はない、と思って。
昔、乳牛を飼い始め、殺菌して売り始めた人たちは、まったく新しい発想で、新しいことにチャレンジした人たち。その先人のおかげで、今の僕らが、存在します。
そして僕らは、新しい発想と行動で、新しい未来を切り拓いてゆく。