ガラス瓶〔6032〕2019/10/21
2019年10月21日(月)曇り
昨夜のラグビー。ついに負けてしまったけど、盛り上がりましたねー。テレビで誰かが言うてましたが、良い意味で、にわかファンが激増して盛り上がりました。この大会が終わっても、この素敵なスポーツ人気が、衰退していかないことを願います。
僕が出た大学は、とってもラグビーが盛んでした。なんせ、かの大西鐡之祐先生が、まだ大学教授として在籍してて、普通に体育の授業でラグビーを教えてたりしました。今思うと、すごいこと。
大西鐡之祐先生は、現代日本のラグビーにつながる理論を構築し、「日本ラグビーが世界に一番近かった時代」を醸し出した先生。
先生が今回のW杯見たら、どう思っただろう。
もう一人。平尾誠二さん。ミスターラグビーの平尾さんは、昨日が命日でした。僕より一学年下に平尾誠二が居た同志社大学は最強で、うちの学校、勝てんかった。そんな学生時代を過ごしたので、ラグビー熱がこんなにも高まったのは、ちょっと、嬉しい。
さて。
全然関係ない話ですが、この瓶が、昔のリープルの瓶。会社に残ってる、貴重な貴重なリープルの瓶。僕が入社した頃は、この、135mlの瓶に入ってたのが、リープルでした。紙パックになったのはいつ頃からだったろうか。瓶のリープルがなくなったのは、いつ頃だったろう。
今のリープルのパックデザイン、この瓶のデザインを踏襲してること、わかりますよね。このイメージを崩さないように、デザインしてもらいました。
この135mlの瓶というのも、貴重。昔、このリープルだけではなくて、全国各地で乳酸菌飲料が作られてた時代がありまして、こんな形状の瓶で売られてる乳酸菌飲料も多かったようです。
この瓶で昔のリープル復刻版をつくってみても、楽しいかも知れませんな。
瓶。ビン。
今、ビンというと、このリープルみたいなガラス瓶のこと、指しますよね。液体を入れるガラスの容器のこと。
ところが、僕の好きな「大言海」を見てみると、かつてはそうではなかったこと、わかります。
ビン「瓶」
(一)陶鐡器ノ名。土瓶、鐡瓶、溲瓶、ナドアリ。
(二)硝子製ノ徳利。硝子瓶。
今はもう、陶鐡器という言葉も聞かんけど、そもそもの「瓶」は、そんなもののことを言うた訳だ。土瓶という言葉、今はもう、松茸の土瓶蒸しくらいでしか使わんなりました。溲瓶も使わんねー。多分、溲瓶はもう、絶滅したんだと思います。
で、硝子瓶は、土瓶とか鐡瓶とかの延長線上で、ガラスの瓶だから硝子瓶。
いつしか「ビン」という単語を単独で使う場合はガラス瓶のことを指すようになるけど、土瓶みたいに、○瓶という形で使う場合は、その限りではない感じね。
花瓶なんかが、そう。これは材質を問わず、花を生ける容器のことを言いますから、瓶は、単なる液体を入れる容器のことを表現してる訳ですな。
牛乳ビンという場合も、牛乳という液体を入れる容器、という意味みたいだけども、陶器とか時期とか鐡器とかに入った牛乳を見ること、ないので、ガラス瓶に特定されるのかな。
陶器に入った牛乳を発売したら、その容器も牛乳ビンと呼んで良いのかな。
いかんいかん。今日は週明け月曜日。仕事仕事。仕事しなくっちゃ。