夏の朝、五台山を極める〔5947〕2019/07/28
2019年7月28日(日)あづい
日曜日。
今日もお昼から用事があるので、朝のうち、走ってきました。近場。五台山。
牧野植物園が開園するのが9時なので、家を8:20頃にスタート。青柳橋を渡ると、ドライブウェイを走らずに五台山北麓を東進。ずうっと東進し、長江という山麓の集落へ。お馬さんが育った鋳掛屋さんがあった、長江。そこから、お馬さんがイソイソかそわそわか知らんけど純信さんのもとへ通ったというルートの近くを駆け上がり、牧野。
牧野植物園の中を遍路道が通ってるので、そこを通って竹林寺。
最近新しい本坊、書院が完成。すごいね。立派なのができました。まだ入ったことないけど。外観だけでもものごっつい。
本堂に参詣し、本堂の西側の歴代住職の墓所があるところから、山へ入る。道は無い。藪漕ぎ。真夏の山だけども、樹々が多いので、そんなには鬱蒼としてない藪。蜘蛛の巣と蚊が多い藪を漕いでしばらく登ると、ここだ。
みさなん、五台山の山頂をご存知ですか?
どこが山頂だと思われますか?
山頂を征服したこと、ありますか?
五台山という山は、高知市民にとってはとてもとても親しみのある山で、皆さんも、幾度も登ったことあると思います。車で。歩いて。ロープモノレールで。
でも、ほとんどの皆さんは、山頂を極めたこと、ないと思います。だって、こんなところなんですもの。
そう。ここが五台山の山頂。地理院地図でみると、ここ。標高146mと記載されてる場所は、ここだ。たぶん。
見渡したところ、このチャートの岩の上がどうやら一番高い場所のよう。そんな訳で、山頂にしゃがむ僕をセルフで撮影したのが、この写真。
いや、写真撮ったつもりが、動画を撮ってしまってたので、その一部を写真に切り出したのが、これね。だから少し荒い画像になってしまった。でも、ここが山頂であります。
以前一度、同じ竹林寺境内から薮漕いで登ったこと、ありました。
この岩の横には水のタンク。タンクを囲む柵の横を回り込んで見たら、道がありました。なんだ。道があったのか。
その山道を下りていくと、車道からRKCテレビ塔があった場所へ上がっていく階段のことろへ、出ました。そうか。そこから登れるようになってたのか。知らんかった。
今はもう、RKCのテレビ塔は撤去されて、痕跡だけが残るばかり。アナログ放送終了とともに役目を終えました。その裏手にある、五台山山頂は、チャートでした。
蜘蛛の巣と蚊の中で山頂を極めた僕は、車道を青柳橋のところまで一気に駆け下り、家まで走って帰った日曜日の朝。
汗が滝のよう。体重、たぶん2kgから3kgくらいは減ったと思う。
昭和44年から昭和53年まで、つまり僕らの青春時代に存在した、五台山ロープモノレールの山上駅は「見国停留場」という名称でした。山頂駅でも、山頂停留場でのなかったのは、そこが山頂ではなかったからなんでしょうかね。そうだとすると、なかなか正直で控えめで好感の持てる命名だったのではないか。などと思ったりしたことでした。どうでも良いですか?