図書館と新聞と〔5934〕2019/07/15
2019年7月15日(月)薄曇り
海の日。会社に来てます。昨日、大阪から帰ってきましてん。
昨日の午後、用事があって立ち寄ったオーテピア。去年できた大きな図書館は、雨の日曜日、ということもあってでしょうか、なかなか賑わってました。なかでもこどもコーナーは、すごかった。
たくさんの親子連れ。目を輝かせて絵本に見入る小さな小さなこども。子供に読ませたい本を探すお父さん。書架の間を駆け回るこどもたちと、叱る母さん。
誰がみてもそうでしょうが、とても嬉しくなりました。良い風景だね~
子供の頃の、親子での、こんななんでもない一日の記憶が、一生の宝物であることを、彼ら彼女らは、まだ知らない。
雨の日曜日に、お母さん、お父さんと図書館で過ごす。高知も、そんなことができる街になりました。
今日は月曜日で、本来なら休館日なんですが、海の日、祝日ということで開館するようです。お天気もほっこりせんし、ご家族でテピってみてはいかがでしょうか。僕は仕事だけど。
でも、今日は営業とかはお休みなので、本社棟は静か静か。
ゆっくりまったり、新聞などを読みながら朝の時間を過ごしてます。こんな日の、朝の新聞はまた格別ね。隅から隅まで読んでしまいます。
今、高知新聞で一番面白いのは、なんといってもこれだ。
「女の子で、かあさんで、ダーリン」
香美市立美術館で28日までやってる「西原理恵子展」に合わせた企画連載。かの、高知が生んだ偉人、西原理恵子さんの生涯、生き方、考え方など、たのしくまとめてくれてる珠玉の連載。すごい人やね、西原理恵子さん。いや、すごい。
以前、西原理恵子さんの「いけちゃんとぼく」が映画化された際、浦戸でのロケに、弊社の牛乳やら牛乳瓶やらを使ってもらったこと、あります。あれも名作でした。
独特の、ヒトに対する目。独特の時間感。人間の本性そのまま、良さも弱さもいじ悪さもなにもかも。
そして西原さん。描いてることやしゃべってることが、高知だ。色んな意味で、高知県人どまんなか。いや、高知の中の、僕の大好きな部分をデフォルメして持ち合わせてるのが西原さん、と言えるかも知れません。
ちょっと方向は違うけど、坂東眞砂子さんもそうだった。坂東さんには仲良くしていただいて、高知での「手下」を自認してたけど、坂東さんも、高知県人の、とても高知県人らしい僕の好きな部分をたくさんたくさん持ち合わせてました。
もし坂東さんが生きてたら、坂東さんと西原さんと一緒に飲んでみたかった、などと恐ろしい妄想が頭に浮かぶ。超個性的なお二人と一緒にお酒を飲む、という核実験をしてみたかった。怖いもの見たさね。まだ、西原さんと飲んだことはありませんが、一度、手下になってみたいと思いました。
本を読んだり新聞読んだり。こんな時間が、ネット見たりテレビ観たりよりもずっとずっと大好きな僕は、だんだんと希少種になっていってるんでしょうかね。こんなに面白いのに。
ともあれ、仕事仕事。今日は静かなので、じっくりまったり集中して、夕刻まで仕事したいと思ってます。できれば途中、リフレッシュに、香美市立美術館へ行ってみよう。