4番飛ばし〔5912〕2019/06/23
2019年6月23日(日)晴れ
梅雨入りのこと、今朝の高知新聞「小社会」にも書いてましたね。それによると、一昨年の梅雨入りは、当初は6月7日だったそう。高知新聞で、そう報道してるんだそうね。ところがいつの間にか、気象庁のホームページでは6月20日になってたんですね。梅雨入り時期特定の難しさよ。
触れること忘れてましたが、昨日は夏至。一年で一番お昼が長い日。夏至を過ぎても梅雨入りしてない、というのはかなりレアな状況ではあります。
今朝はのったりまったり忌み数の話でも書きますね。日曜日ですし。身体も少しは休めたいし。
写真は、家の近所の駐車場。最近、駐車場が増えてきました。人口が減るのにマンションが増えたりしてるので、古い家とから取り壊されて駐車場になっていく。全国の地方都市で繰り広げられてる当たり前のような、風景。
当たり前の風景といえば、駐車場の4番がない、風景。いわゆる忌み数という奴ですな。
日本人は、4が死につながり、9は苦につながるということで、避ける傾向にあるのはご承知の通り。4階や9階がないビルがあったりしますきんね。滅多にはないけど。で、とてもポピュラーな忌み数の使い方に駐車場の番号が、あります。駐車場の番号で4や9を飛ばしてるケース、とても多い。
ネットで見てたら、駐車場「4番」発生率の調査というのをやってた人が居て、笑ってしまった。僕も調べてみようと思ってたのに。
ともあれ、この調査結果からも、かなりの確率で駐車場に4番がないことがわかる。わかります。真面目な話、これをキチンと調査したら、忌み数への関わり方の地域差とかがわかって面白い、と思いました。都会と地方都市、都市と郡部、西日本と東日本、といった比較、してみたいぞよ。
ついでにウィキの「忌み数」を見てみたら、世界中のいろんな忌み数のこと、書いてます。4を忌み数とするのは漢字文化圏で、日本だけではないことも、わかる。9は日本だけの忌み数ですが。
西洋文化圏では、なんと言うても「13」。キリストが磔刑に処せられたのが13日だったから、というのは完全に俗説で、たぶん、北欧神話とかがキリスト教に取り込まれていく中で忌み数になった、というのが信憑性が高そう。
古代から使われた60進法では、12という単位が重要だけども(時間とかに今も残ってます)、その12より1多い素数は、調和を乱すもの、として忌み嫌われた、という話も面白い。
ヨーロッパへ行くと、13階がないビル、多いみたい。
「42」は、「死に」につながるので、特に希望がない限り、車のナンバープレート番号から除外されているんだそう。特に希望する人は、なかなかすごい。大阪府咲洲庁舎は、55階まであるけど42階が存在しない、とウィキに書いてます。なるほどね。
で、気になったのがウィキの、その下。
0888 888 888
ブルガリアでは、「電話番号が0888 888 888」の人は10年以内に死ぬ」とされて不吉になっている、と書かれてる。0888 888だって?
高知ではないか、これは。088 888で始まる電話番号は、調べてみると高知市と、須崎市の浦ノ内、土佐市、南国市、いの町で、使われる可能性があるみたい。
朝倉に所在する、高知大学地域協働学部の事務室は「088-888-8042」だ。0888 888 042ですね。近いぞ。
でもこれ、誰が考えた忌み数なんだろう。家の電話番号がそうだった場合、家族全員が10年以内に死ぬのか?
上記のように事務室だったらどうなるんだ?
などとツッコミどころは満載。歴史的文化的忌み数ではなくて、誰かが突然言い出した、根拠のない忌み数だろうことは、想像できます。いや、他の忌み数に根拠があるとかいう意味ではないけど。
話題が日曜日ですね。ダラダラしてます。
曜日でいうと、上に書いたように、キリスト磔刑の日が13日というのも近世以降の俗説だし、それが金曜日だったというのも、もちろん俗説。13日の金曜日が、なんとなく嫌がられるようになったのは、近世以降に俗説が流布してからなんだって。誰が言い出したんだろう。
ともあれ、駐車場の4番飛ばし。これには地域差があるのか。一度は調べてみたい、重要な課題が浮き上がった、有意義な日曜日になりました。
どうでも良いですか?