心、洗われました〔5880〕2019/05/22
2019年5月22日(水)晴れ
心、洗われました。
こんな体験、滅多にできるものでは、ない。ありません。素晴らしい経験をして参りました。昨日のことね。
こないだもちょっと書きましたが、弊社に一番近い小学校は、南国市立日章小学校。そこの校長先生からのご依頼がありまして、昨日の午後、行ってました。総合学習の授業。
この小学校の取り組みは凄くて、こないだから書いてる日章という名称の由来を、日章園の現地へ行って調べたり、小学校に近い立田天満宮へ行って、その成り立ちなどを調べたりする学習をしてるんです。地元のことを、もっと知ろう、という取り組み。しかも、文献などで調べるだけではなくて、現地へ行って、現地の人に聞いたりして、調べ、学習するスタイル。
そんなこんなをやっているうちに、現地の人に、このにっこりひまわりのことを紹介されたとのこと。ひまわり乳業のホームページに詳しく書いてある、と。で、あんなことやこんなことがあって、日章の、それも立田の天満宮の歴史を中心に、授業をして欲しいとのご依頼があった訳だ。訳です。
そんな訳で、行きました。地元のことですもの。学校給食で牛乳も飲んでくれてるし、工場見学にも来てくれるし。
到着しました。まず、正面玄関でビックリ。右側の写真。「ようこそ四年教室へ」。「きゅう食の牛乳ありがとう」ときたもんだ。牛さんのイラスト付き。これで感動しない訳がない。驚き、感動しつつ、玄関から上がる。丁度休み時間だったので、体操服で歩いてる子に、「校長室はどこですか?」と尋ねると、満面の笑顔で「こっち」と手招きしてくれる。そして、結構距離のある二階の校長室まで案内してくれました。
ここでもう、ホッコリ。
校長先生と打合せして、四年生の教室へ行くと、左下写真の歓迎黒板が迎えてくれる。ああ。
「牛乳さいこう」「リープル大好き、ありがとう」
これ、子供達が「作る作る!」と盛り上がって書いてくれたものなんだって。ここでもうテンションMAX。
校長先生の進行で、質問に答える形式で授業は進む。担任の先生が、僕がしゃべる話を黒板へ板書。仕上がりが、この左上。プロは凄い。凄過ぎだ、これは。あっという間にこんな板書ができるなんて。字も上手だし。
喋った内容は、この黒板にあるようなこと。よく、纏めてくれました。
感動したのは、子供たちの、いろんなことが知りたい、教えてもらいたい、という態度、雰囲気、素直さ。いや、心洗われるとはこういうことだ。
よく調べてて、こちらが慌てるような質問もあるし、目の付け所が大人とは全然違うし、僕も勉強になりました。本当です。
菅原道眞は、小学校の社会科には出てこない人物なんだそう。でも、日章小学校の子供達は、とても詳しくなりました。道眞公と高視さん、乳母。牛や梅との関係。徳弘三郎左衛門さん。
なんとですね、1年生に、徳弘三郎左衛門さんの子孫の子が在籍してるらしい。さすが、日章小学校。
菅公が丑年だった話をすると、みんな、丑年と寅年でした。僕も丑年、という話で盛り上がったけど、幾周り違うんだ?
そして、「日章」の由来も、ちゃんと学習してました。
なんと。3日前のにっこりに書いた「闇然而日章」、みんな暗唱できるようになっていたのであります。日章園へ行く前に、みんなで覚えて、現地で「闇然而日章」」と唱和したんだって。ああ。
お行儀の良い、しかし活気に満ち溢れた教室の時間はあっと言う間に過ぎ去って、お別れのとき。
教室から出て行く僕に、元気な声でご挨拶。
廊下を歩いて帰ってると、後ろから大きな声で「お仕事がんばってください!」
振り向くと、何人かが廊下に出て来て、手を振ってくれている。ああ。
お仕事、頑張らん訳には参らんではないか。たくさんの垢や汚れが染み付いた心が、とてもキレイになりました。お仕事、がんばります。
みんな「牛乳大好き!」と言うてくれました。みんなも、牛乳飲んで、元気に元気にがんばってくださいね!
もちろん「闇然而日章」の気概でね。