さあ、仕事仕事〔5858〕2019/04/30
2019年4月30日(火)小雨
10連休と言われましてもね。といった職種、業態、お仕事の方、多いとは思います。弊社も、そう。休めない業態としては、弊社のような日配品製造業者を始めとして、小売業、飲食店などのサービス業、農家さん、漁師さんなどがありますよね。酪農家さんは365日ですし。
昨日一緒に三嶺へ登ったS村君の商売相手は、建築関係の職人さんたちなんだそうですが、彼らも休んだら収入が減るし、10連休は関係ないと申しておりました。
写真は今朝、3:45のひまわり乳業南国工場。煌々と明かりが点き、早出の皆さんがお仕事をしておられます。本当にご苦労様です。僕も今朝は早めの出勤で、一仕事片付けて、このにっこりひまわりを書いてます。
出勤途上、弘化台の中央卸売市場前を通って来ましたが、市場も、今日は開いてます。市場のカレンダーを見てみたら、条例上の休市が国民の祝日になってるにも関わらず、4月29日、30日、5月2日、3日は開いてますね。そりゃあそうだ。市場が10連休したら、大変なことになってしまう。
そんな訳で市場のホームページ見てたら、「市場年表」というのがあった。なるほど。こんなページがあったんだ。高知市の、市場の歴史。それも慶長年間からの歴史が書かれてました。
これを見てもわかるけど、昔は、城下での食品の売買については、その場所や開市日についてはかなりの決まりごとがありました。
このページによりますれば、山内の殿様が土佐へやってきて、幕藩体制が確立していく中で、万治二年(1659年)に店舗商いの公許地が城下3ヶ所に定められたのでありました。現在の水通町、弘岡町、種崎町。店舗商は、持ち売り厳禁という決まりもあった。
藩政期を通じて徐々に規制緩和が進み、明治になって、魚市場が自由営業と、なる。
そんな歴史。
市場に規制が多かったのは、やはり、食料品統制の意味合いがあったんでしょうかね。貴重な食料品を、広くキチンと行き渡らせる仕組み。あと、幾度かこのにっこりにも書いてきたけど、藩政期は小さな政府で、規制や義務と、特権がセットになっておりました。特権を与えるかわりに、インフラ整備や藩への納入を義務付けたりする、そんな仕組みね。
10連休の話でした。
えーと、弘化台の中央卸売市場もだけではなくて、オーテピアも、国民の祝日は休館という今までのあり方を改めて、10連休中はすべて休まず開館するんだそう。これは、図書館の職員さんたちは大変だけども、僕らにとっては朗報。
どこ行っても人で溢れるGW期間中、図書館でゆっくりと知的時間を過ごすことができるというのは有難い。おっと、僕は10連休でもなんでもないのであった。でも、図書館で仕事、できます。
そんなのもこんなのも、たくさんの人が長い長いお休みを取ってる間にも、一生懸命お仕事して下さっている方々がたくさんいらっしゃるお陰様。
10連休中もお仕事の皆さん、本当にご苦労様です。
さあ。僕も仕事仕事。