惑星の並びの話とはやぶさ2の話〔5803〕2019/03/06
2019年3月6日(水)小雨
昨日、ストレージタンクの上に輝く木星のこと、ちょっと書いた。惑星の並びと黄道について書こうと思ってたのに、タンクの話で終わってしまった昨日のにっこり。
そこで今朝、惑星の並びを撮影してその話をしようかと思ったら、雨だ。小雨が朝から降ってます。もちろん星は、見えません。
要するに、太陽を中心にして惑星はほぼほぼ同じ面に沿って公転している、という話。太陽の赤道面ね。だから、地球から見ると、太陽も金星も木星も冥王星も、空の上で直線状に並んで見える訳だ。その直線が斜めになっているのは、僕らが地球の斜面から見上げているから。だから、赤道から見たら天頂を通る線状に惑星が並ぶ。ことにはならなくて、地球の自転軸が少し傾いてるので、やはり少し斜めにはなるんだと思う。見たことないけど。
で、地球の衛星であるお月様。お月様は、地球の自転軸の傾きとは関係なく、太陽の赤道面、つまり太陽系の惑星の公転面の上に、あります。地球の赤道面を回っていない。お月様も黄道を通るのであります。
興味ないですか?
僕は、この理屈を頭に入れた上で星空を眺める。すると、前にも書いたように、太陽系の中の地球の立ち位置や、地球の上での僕の立ち位置がよくわかり、「宇宙の中の自分」というものが3Dの想像映像の中で確認できるので、嬉しくなったりするのであります。
興味、ないですか?
それでは興味のありそうな話題。今朝の高知新聞にもドカンっと載ってましたが、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」にタッチダウンした時の映像が公開されました。すこい。いや、すごい。
地球を遥か離れた宇宙空間でのできごとが、こんな映像で見られるなんて。小学生の頃、学校の教室に置かれた白黒テレビで、アームストロング船長が月面に降り立つ映像を見たけど、あれがどれだけすごいことだったか、ということも、なんとなく解ってきます。
岩石がスローモーションのように舞い上がる。これでも5倍速の映像なんだって。もちろん重力が極めて弱いから、岩石はゆっくり舞い上がる。このミッションは、太陽系や地球の成り立ちを考える上で、かなり重要なミッション。
どっちかと言えば、僕は「あかつき」が好き。あの、奇跡の復活劇には感動したし、いろんなとを僕らに教えてくれた。今回の、豊ノ島関の再入幕と「あかつき」の復活は、すごいもの。
とはいえ「はやぶさ2」。この映像は、見入ってしまいます。
興味、ありますよね。