10℃の朝〔5777〕2019/02/08
2019年2月8日(金)晴れ
それにしても、なんという気温。
朝4時半。出勤途上の車載の外気温計が表示しているのは、なんと、+10℃。10度だって。まだ2月上旬と言うのに。気象庁のデータを見てみると、今月になって高知市が氷点下になったのは、2月2日の-0.7℃だけで、その後は2.3℃、8.3℃、4.1℃、8.0℃、7.2℃と続く。最低気温が。で、昨日の最高気温が18℃。う~ん。
ちなみに去年の同時期はこんな感じで、氷点下3℃を下回る日が続いてます。地球はなかなか忙しい。一年でこんなにも違うんだから。
ところで、このカーナビで、撮影した場所がわかります。青柳橋の西詰。フロントガラスの向こうに青柳橋の街灯が見えてます。つまり、あの向こうには五台山。
このアングルで、以前、撮影したことがあるのを思い出す。もう8年も前のこと。2011年7月24日午後1時頃。あの時の車は旧型プリウスで、カーナビのテレビはアナログでした。あの日の正午をもって、テレビのアナログ放送が終了。終了直後にテレビに表示されている終了告知と、アナログ電波を発し終えた五台山のテレビ塔を撮影したのが、あの日のにっこりひまわりだった。
あの日は夜まで、あの告知が表示されてたけど、翌朝になるともう、画面は砂嵐。1958年から半世紀を超える長きにわたって電波を発し続けてきたテレビ塔が役目を終えたあの日。
五台山に立ってたのは、NHKとRKCのテレビ塔。その後、RKCのテレビ塔は撤去され、今はNHKの1本だけ。まだ、あそこからNHK-FMの電波は発信されているとのことで、残されたNHKの鉄塔。
RKCテレビ塔撤去工事の様子は、このにっこりでもご紹介したこと、あります。
五台山の上には鉄塔が二本、という風景を見慣れていた僕らにとって、鉄塔が一本しか立ってない五台山は、磯野波平さんの頭みたいで、少し寂しい。
現在、地デジのテレビ塔は、烏帽子山と柏尾山。烏帽子山にテレビ高知のテレビ塔が立ったのは昭和45年なので、僕らが鷲尾山へしょっちゅう登っていた小学生の頃の話。だから、烏帽子山の上にはテレビ塔、というのは頭に刷り込まれてます。そのテレビ高知のテレビ塔はそのまま地デジのテレビ塔に移行し、ついでにそこにRKCさんが間借りしているという現況だそう。その西の柏尾山の日本のテレビ塔は、NHKと高知さんさんテレビね。
時はめぐる。時代は変わる。
もう、アナログ放送が終了して8年にもなるという実感は、あまり無いですね。でも、地デジで便利になりました。
昨日の大川村の話ではないけど、あっという間に変わってゆく世の中の風景。
12年前の高知新聞連載「500人の村がゆく」の風景も、今は昔になってしまった。でも、人々は暮らし、生きてゆく。間違いなく時は流れ、前に向かって進んでゆく。5年後、10年後、20年後、そして子供たちの未来に向かって、前に向かって進んでゆく。
さあ。仕事仕事!