2019年元旦、物部川河口〔5739〕2019/01/01
2019年1月1日(火)元旦
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も、どうかよろしくお願い申し上げます。
突然ですが、幸せですか?
今、ひまわり乳業は、働く皆さんやそのご家族が「幸せ」を感じられるような、そんな会社を目指して大きく変わっているところです。今までできていなかった、いろんなこと。課題。問題。空気感。そんなこんなを、みんなで、一緒に考えながら解決し、向上していく。今年は、そんなことこんなことに本気で取り組む一年になります。ご期待ください!
今年の初日の出は、ここ。物部川河口の海岸。
15年前、2004年元旦を、Jr.1号2号と一緒にここで迎えました。1号はもう社会人になり、2号も大学生。早いもんだ。本当に、アッという間のできごと。アッという間に、いろんなことが変わり、いろんなことが変わらない。Jr.2号はこんなになってしまいました。
15年前元旦の、この久枝の海岸は、今とは違っていた。こんな感じで。あれから河口部が西に移り、今はこんな感じ。でも、今朝は、河口は砂に埋まってしまってます。水量が少なく、上流から流されて来た土砂で河口が埋まる。川水は地下を通って太平洋へ。
大雨が降ると激流が海岸の砂を押し流し、河口が開く。岸辺には砂が高く堆積する。地形、大きく変化しました。
1974年~78年の航空写真だと、こう。河口はさらに東にあった。
1961年~69年、つまり、僕がこのJr.たちくらいの年頃だったころは、こう。河口は東の岸近く。
この推移を見ると、物部の河口はどんどんと西へ移動してきたことになる。そして航空写真を見比べると、理由も、わかる。後川だ。
久枝、前浜の北を西から東へ流れる後川。この川が、土砂を運んでくる。そして物部の河口へ西から流れ込み、東へと土砂を押し流しながら堆積させる。そして、物部の河口は可能な限り東へと寄せられていたんだと、思う。
その状況に変化が訪れたのは、後川の改修工事と水門だろう。今、後川が物部川に流れ込む場所には大きな水門がある。後川や、それに流れ込む秋田川の改修工事が進み、土砂があまり流れ出さなくなる。また、水門が、普段の土砂の流れを堰き止めているんだと想像できます。そんなこんなにより土砂の東流がなくなり、徐々に河口は西へと移った。
変化には、理由がある。そう。理由がなければ変化はしない。
変化していくには、変化する理由が、ある。
変化させるには、変化を引き起こすインパクトが必要。僕の行動によって、変化を引き起こす。いや、僕だけではできない。みんな、一緒に同じ方向に向かって考え、行動するときに大きな変化が実現する。
みんなで、頑張る一年にしたい。
元旦。今年の、雲ひとつない初日の出に向かい、誓いました。
本年、どうかよろしくお願い申し上げます。