上岡八幡宮、平成最後の初詣〔5740〕2019/01/02
2019年1月2日(水)晴れ!
良いお正月を過ごしてますか?
昨日は初日の出の後、物部川沿いを遡上して会社へ。もう、多くの社員さんが製造したり充填したり出荷したり検査したり。元旦早々、本当にご苦労様です。
今日は新年二日目。会社のある南国市物部の産土神、上岡八幡宮さんへ。初詣。
氏子さんが集まっておきゃくをしたりするのは元旦なので、今朝は筋かな静かな僕と神様だけの境内。
ここへは、会社から走ってきました。風が冷たいけど、氷点下にはなっていないので、走りやすい。正月二日目。八幡様に到着すると、丁度、日の出の時間。
日の出とともに、まず、上岡山の上の方の樹々が黄金色に輝き始める。そしてその黄金が少しづつ少しづつ下へ降りてくる。神が降りてきているような、そんな不思議な光景だ。
写真は、境内の手水舎の前から参道入口方面を撮影したもの。鳥居の向こうの住宅に朝日が反射して黄金色。境内の樹々も、神々しく輝く。右端が手水舎。去年の春、新しくなりました。
それまでも手水舎あったけど、水道から水を出すことはできませんでした。建て替えられたのと同時に水道も利用できるようになり、まず、手と口を清めてからお参りできるようになりました。変わらない様で、変わっていく風景。長い長い年月、同じ風景を引き継いでいくように見えて、少しづつ変わっていく。
手水舎を御寄進してくださったのは、南国市田村の宮原さん。真新しい花崗岩に、そのお名前と「平成三十年四月吉日」という日付が刻まれています。
そう。平成最後のお正月なので、この神社に「平成」と刻まれるのは、これが最後なんだろう。
この境内には、文化、弘化、嘉永、万延、明治、大正、昭和といった元号が刻まれており、昨年、平成も刻まれた。
そうか。もし、この手水舎が改築されんかったらこの神社に「平成」はなかったのかも知れません。宮原さん、ありがとう。
以前も書いたけど、ここのホノギ名は「手水屋敷」。
その「手水屋敷」に平成が刻まれ、そして新しい時代を迎えようとしています。
どんな元号になるのかは、知りません。でも、僕らは新しい時代に向かって走る。大切なもの、真ん中の芯の部分をしっかりと守り、そして変えるものはどんどんと変えながら、走りつづける。
そんなことを神様と話す、初詣。