最果て〔5726〕2018/12/19
2018年12月19日(水)晴れ
年の瀬。昨夜はお客様と一緒に街に出てましたが、割合に、静か。遅くまで飲んでしまいました。いろいろと美味しかった高知の街。やっぱし良いですな、高知の街。
今朝のニュースを見てると、「太陽系最果ての天体発見」というのがありました。なるほど。ハワイのすばる望遠鏡を使ってアメリカのチームが観測したという、最果ての天体。
「最果て」という表現がロマンだね。太陽からその天体までの距離は120AU。つまり、太陽から地球までの距離の120倍。冥王星までが34AUだから、冥王星の4倍近くも遠い天体で、直径500km。直径は、冥王星の4分の一くらいか。よくもまあ、そんなの、見つけました。偉いもんだ。
動きが遅いので、まだ、公転周期はわかってないらしいけど、1000年くらいではないかとのこと。う~ん。1年が1000年か。でも、そんなに遠くても太陽の周りを廻っている、ということがすごい。1AUが1億5000万キロだから、太陽から180億キロか。そこも太陽系と言えるんだ。どこまでが太陽系なんだろうか。
そう言えばボイジャー、太陽系を脱出したといったニュースを見たことがある。ボイジャーはそこよりも遠いところを飛んでいるんだろうか。
調べてみました。ボイジャー1号は、現在、地球から200億キロ以上離れた場所を飛んでいってる。今回発見された準惑星よりも、遠い。で、一説によると2012年8月にボイジャー1号は太陽系の外に出た、とされてます。学者さんたちがそう発表したんだと思う。2012年頃のボイジャーの位置は、180億キロくらい。なるほど。そういう意味では、最果てか。確かに太陽系最果ての準惑星という表現は、辻褄があってます。
今回知ったけど、NASAは、色んな探査機の現在地などがわかるアプリを公開してました。ここからダウンロードできる。すごい。ボイジャーの現在地だけではなくて、様々な情報が見れるのであります。NASA、なかなか、やる。
ともあれ、どこまでが太陽系なのか、といった定義は知りません。知らんけど、180億キロくらいが一つの目安にはなるみたいで、今回発見された準惑星は、その端っこを周っているのでありました。太陽系最果ての天体。ちょっとロマンチックでは、あります。最果ての、天体。