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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

酸性土壌でよかった話〔5551〕2018/06/27

酸性土壌でよかった話

2018年6月27日(水)晴れ

ムセました。高知では、蒸し暑いことをムセると言う。昨夜はムセましたね~。そして今日は、湿度も高い、蒸し暑い一日になりそう。朝から夏の日差しがギラギラと。

でも、この鎮守の森、まだ、蝉の声は聞こえません。この風景に蝉の声が聞こえ始めると、高知も夏本番。もう、目の前まで夏は来てます。

夏は来てますが、まだ頑張って咲いているアジサイ。この上岡八幡宮境内に咲くアジサイは、結構長い期間、僕らを楽しませてくれます。

でも、ここのアジサイは全部、青。来年、咲く前に石灰でも撒いたら赤いアジサイ咲くんだろうか。品種にもよるみたいなので、うまく赤いアジサイにはならんかも知れんけど、試してみる価値は、あるね。

 

日本の土壌は弱酸性。これ、幾度もにっこりで書いてきました。酸性土壌の場合、アジサイは青くなるし、骨は溶けてなくなってゆく。

古来日本の埋葬形態は、土葬。それは、山に墓地としてまとめて埋葬されることもあるし、ここ上岡みたいに屋敷墓の形態を取るケースもあります。野市から南国にかけては、屋敷墓、多いような気がします。

どちらにしましても、土葬。土葬すると、酸性土壌が人骨を溶かしていくので、数十年もすると土に帰る。そして地球の循環、いや、宇宙の循環の中に組み込まれ、悠久の時間の中で輪廻を繰り返す。

 

このアジサイが青いのは、ここで埋葬された人骨は速やかに土に戻っていく、ということを指し示しております。

物部川の対岸の西に、四国最大級といわれる弥生集落遺跡、田村遺跡がありますが、人骨、出ませんよね。酸性土壌だから。なので、あの集落の埋葬形態や宗教的傾向は、なかなか掴みにくい。

それより前、縄文時代晩期の遺跡として、土佐市の居徳遺跡がある。そこは、矢で射抜かれた傷のある人骨が発見されたので有名。縄文時代は弥生時代にように富の形成集積がないので、基本、集落同士の戦争のようなものは無かった、という通説に疑問を投げかける、縄文時代の戦いの痕跡として注目。そこでは、どうして人骨、残ったんだろう。

その人骨は「廃棄物堆積層」から出土、と書いてますので、その廃棄物が、貝殻などの炭酸カルシウムを含むものであったのかな。

 

こないだ、徳島城の貝塚と人骨のこと、書きました。調べてみると、確かに、貝塚から人骨が発見されるケース、とても多いみたい。酸性土壌を貝殻の炭酸カルシウムが中和するから。

そんな訳で、貝塚の発掘事例が少ない土佐では、必然的に人骨の出土、少ないんですな。有名なのは宿毛貝塚ですが、東側の貝塚が本格的に調査されてないのが残念。ひょっとしたら、土佐の縄文人がどんなだったか、DNA解析の技術が進歩した現代、面白い結果が出るかもしれないのに。

 

でもまあ、貝塚とかで出土される人骨になった人、本人としては不本意だったかも知れません。だって、やっぱし、自然に帰りたいですもんね、人としては。

それが、酸性土壌が中和されてしまった為に、骨として何千年も残ってしまった。やはり、土葬とかで速やかに大自然に溶け込んでいくのが、地球に生きるものとしては理想的なのかも知れません。

地球の循環、宇宙の循環の中に、戻ってゆく。

 

だから、このアジサイが青いのは、僕らにとっては望ましい地球の在りようなのかも知れない。などとまあ、朝っぱらか何を考えておるんだか。


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