うどん県の実力〔5550〕2018/06/26
2018年6月26日(火)晴れ!
良いお天気の火曜日。今日は、朝、大阪で仕事がある為、車で坂出まで来ました。坂出からマリンライナーで岡山、新幹線で大阪。朝9時過ぎには大阪へ着きます。
ここは坂出のうどん屋さん。朝、6時半から営業のうどん屋さん。香川と言えば、うどん屋さん。
確かに、香川にはうどん屋さん、多い。多いどころの騒ぎではなくて、コンビニよりも多いんではないかと思われるくらい、あちらにもこちらにもうどん屋さんがあります。
でも、僕が営業で回り始めた1985年頃は、そうでもなかった気がします。調べてみると、1985年当時、香川県のうどんの生産量は小麦換算で20000トン弱。全国シェア7%くらい。たぶん現在は60000トンを超え、シェアも25%近くなっていると推察されるので、あの頃からどんどんどんどんとうどん県に向かって邁進したのが、香川県。
このうどん文化は、すごい。究極のファストフード。
今朝のこのうどん屋さん。6時半にオープンします。開店時間前には、駐車場に何台もの車。もちろんヂモティ、常連さん。
かけうどんの小と、とり天にしました。ネギや天かすはかけ放題というのが嬉しい、香川のうどん。かけうどん210円、とり天130円で、340円。これね、8:30~10:30はタイムサービスで、かけうどんが150円になります。その時間にこれ食べたら280円。どうだ?
香川のうどんの実力を垣間見ることができた、坂出の、朝。
香川のうどんの実力と言えば、食べる人たち。朝6時半から、こんな感じで店内は賑わってますが、みなさん、何うどん、注文すると思います?
ほとんどの方が、かけうどんの小。それに、思い思いのトッピングをしたり、おむすび付けたり。これが、このお店のうどんの食べ方、流儀だ。もちろん、うどん屋さんによって違うけど、これが基本形だと思います。意外でしょうが、ぶっかけとか釜玉とか、朝から食べる人はほとんど居ません。
で、香川のうどんの実力で、食べる人たちがすごいのは、食べる速さかも知れません。
僕は、食べるの、速い方です。自慢にもならず、よく叱られますが。昼食会とかで、皆で一斉に弁当を食べ始めると、間違いなく、1番か2番に食べ終わるという習性を持つ、わたし。
ところが、うどん県恐るべし。
今朝、僕は2番目に入店しました。なので、うどんを受け取り、お勘定を済ませたのも、2番目。ところが、6時36分には、僕より後に入店した人が食べ終えて店を出て行くではないか。結局、僕が店を出たのは4番目。たぶん彼らはうどんを食べてない。飲んでます。でないと、あんなに早く出ていけない。
そんな訳で、香川のうどんの実力を、色々と思い知った朝でした。ファストフードという単語は、香川のうどん屋さんの為にあるのではないか、と思った朝でした。
岡山へ向かうマリンライナーの車内で、瀬戸内海の美しい風景を眺めながら、このにっこりを書いてます。
さあ。仕事仕事!