コンデジ、好きなものは、好き〔5535〕2018/06/11
2018年6月11日(月)曇り
昨日は午後から雨。しっかしした雨足の、雨。あんな雨の中、走りたかった。あんな雨が降る山の中を走るのが、好きです。
で、昨夜も降ってましたが、今朝3時半に起きると、雲は多いけど所々に開いた雲の隙間から星が煌めいてました。特に、火星が印象的な、月曜の朝空。
写真は出勤途中に撮影した伊達野の風景。南国市伊達野。いたちの。
こないだ、伊達野と住吉神社、花之丞の話を書きましたが、その、花之丞さんが桜を植えまくった馬場を確認してみようと、やって来ました。朝、4時過ぎの風景。
もう、4時を過ぎると、東の空が明るんできてます。気が付いてみるともう、夏至も近いのか。
で、間も無く穂が実り始めそうな緑の田んぼとか、桜の馬場の直線道路とかを撮影してみようと、いつものデジカメを取り出して、スイッチを入れる。
しかし。電源は入るけど、画面は表示されない。セルフタイマーのボタンを押しても、ウンともスンとも。そうか。そうきたか。
昨日のボーロク峠で、その兆しはありました。いやね、昨日の午前中、雨は降ってなかったけど湿度は高く、走ると汗が噴き出しておりました。でも、色んな風景をすぐに撮影したいと思い、デジカメ、手に持ったまま走っていたのでありますね。汗でビショビショの手に持って。
普通のデジカメは、水に弱いです。はい。なので、たぶん、水分を吸い込んだカメラが「こんなことやってられるか!」と機嫌を損ね、今朝の、この状態を決め込んだしまったのであろう、と推測します。ああ。ごめんなさい。
画面が表示されないので、どんな設定になっているのかもわからない状況で、取り敢えず車の上のカメラを置いて撮影してみたのが、これ。なんか、不思議な風景に写ってました。
向こうに、鉢伏山と小富士山。その山腹に潮見台のニュータウンの街明かり。その左手に、高知東自動車道の高架が見えてます。
手前。向こうの風景を映す池みたいに見えるのは、車の屋根なんですね、これが。そうは見えないくらい、良い感じに撮影されました。
このデジカメ、2010年にPanasonicから発売された、LUMIX DMC-LX5というコンデジ。
実は、今持っているのは同じ機種3台目。ネットの中古ショップで買いました。
ズームは3.8倍しかできないし、色々と不便なところはあるものの、画質が好きで扱いやすい、ということで、ダメにしてはまた中古で買う、ということを繰り返してきているのであります。かなり過酷な環境で使うことが多い僕なので、本当は、防水とか衝撃に強いとかの機能を持ったデジカメでないとね、本当はね、いかんのでしょうね。なんせ、好物が雨中RUNですき。
でも、まずコンデジという使い勝手の簡易さと、色の美しさは、その中古価格と相俟って魅力的なカメラであり続けています。僕にとって。
特に、森の緑。空の青。夜景。このにっこりひまわりで、山の緑が美しく撮れている写真があるとすれば、それは彼のお陰です。
少し乾燥したら、機嫌、治るのだろうか。いや、無理そうな気がします。さあ。どうしたものか。道具というのは、愛着が生まれると、そればっかりになってしまう傾向がある。ありますよね?特に、嗜好性の強いものは。理屈抜きで、好きだ、と。
壊れてしまったのでもういいや、と思いながらヤケで撮った写真が、こんな色を見せてくれると、カメラが僕に「ほらほら、この色、好きでしょ?」と囁きかけてくるようで、悩ましい。