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路傍の岩〔5522〕2018/05/29

路傍の岩

2018年5月29日(火)晴れたり曇ったり

昨日、四国地方が梅雨入りした、と気象庁が言いました。

言いましたね、確かに。

大丈夫だろうか。去年は、6月7日に梅雨入りしたと言いながら梅雨前線は北上せず、結局6月20日が正しい梅雨入りと修正した実績がある、気象庁。

今日も、なんか知らんけど、青空。梅雨前線の動向は、微妙にしてデリケートにして難しいらしい。優秀な専門家の先生方が一生懸命考えても、明日の梅雨前線がどこに行くのか正確には予報できない。

 

とは言え、天気予報の精度が上がっているのは間違いなく、彼ら彼女ら専門家の皆さんの頑張りを疑うようなことは控えよう。梅雨入り。四国は、昨日梅雨入りしました。

 

いつもの野市、上岡八幡宮の鎮座まします上岡山を、物部川の対岸から撮影してみました。左の彼方に三宝山。

川を見ると、川を横切るように岩石が並ぶ。そして西の方を振り返って見ると、稲生の石灰工場がある鉢伏山など。そう。ここは仏像構造線。四万十帯と、古い秩父帯との境界断層、仏像構造線が、三宝山からここを通って鉢伏山へとつながっているのは、この一列に並んだ岩石が教えてくれる。正確に言えば、たぶん、断層はもう少し下流だと思います。

理由は、この、並ぶ岩石。手前の白い岩は、石灰岩の露出みたいに見えます。秩父帯の特徴的地質である、石灰岩。チャートなどの付加帯から突き抜けるように現れる石灰岩層は、秩父のセメント、稲生のセメント、鳥形山のセメントの元になる、同じ成り立ちの地層である。だと思う。

向こうの方に並ぶ岩は、チャートみたいにも見えるので、よくわからんけど、秩父累帯であることは間違いないですね。四万十帯になると、砂岩優勢になるはずなので。

 

そうそう。高知市の南、南嶺を駆け登ると、仏像構造線をはっきりと体感できる場所があります。筆山の方から登っていると、チャート優勢の岩石が、ある地点から突然砂岩泥岩優勢に変わるんですね。秩父累帯と四万十帯の境目。ぜひぜひ、南嶺登山される方は、その場所を探してみてください。まあ、興味無い方にとってはどうでも良い話ですが。

 

路傍の石。

昨日は「野に咲く花」だったので、今朝は「路傍の石」にしてみた訳です。まあ、山本有三が想定したのは、道端に転がり、皆に蹴られる石ころのことだと思うけど、それはそれ。

 

この河原に転がる石は、ほとんどが、上流から流されてきた砂岩系の丸い石。そこに、幾千年、幾万年、地面から根の生えた状態で石灰岩だかチャートだかの巨岩が並ぶ風景。洪水や大地震、大津波、地殻変動などの天変地異にも流されず、今のこの風景をつくりあげている、路傍の「岩」。

 

野に咲く花のようにありたいし、この岩のようにもありたい。

山本有三の「路傍の石」。子供の頃に読んだけど、これでもか、これでもか、という苦労の果てに人生を切り拓いて行く少年の話だったと記憶します。

上岡山の右端に直立する杉の木。杉に重なる大きな樹が、クロガネモチの古木。苦労しなけりゃ金持ちになれない。

 

野に咲く花。路傍の石。苦労金持ち。


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