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穴守稲荷〔5518〕2018/05/25

穴守稲荷

2018年5月25日(金)薄雲り

今朝は東京。

昨日、業界の寄り合いが竹橋のKKRホテルでありました。東京へ着いてから会議まで時間に余裕があったので、東京駅から歩きました。丸ノ内を抜け、皇居の、つまり江戸城の大手門へ。皇居の周りは、平日の昼間というのにランナーがいますね。

大手門を入り、二の丸の庭園や森を抜けて平川門へ。そして竹橋。

皇居東御苑ということで、無料で一般開放されてるの、ご存知ですか?

大都会東京の真ん中に、こんな広大な緑の空間が一般開放されている、というのは、すごい。皇居と言うと一部にしか立ち入りができないようなイメージがあるけど、かなりの部分が一般開放されております。ご存知でした?

 

二の丸には、昭和天皇の意向で昭和58年から造成された「二の丸雑木林」というものあって、実に魅力的。大都会の喧騒の真ん中の雑木林。さすが、昭和天皇。

 

そんなこんなで、会議を済ませ、夜の懇親会の後、銀座コリドー街にあるストックというビストロへ。そこは、高知出身の女性が切り盛りするワイン中心のビストロ。満員。お客さんには高知出身者が多くて、右側のおじさんも、後ろの女性二人組も、高知出身でした。銀座のビストロで、土佐弁が飛び交う心地良さよ。

 

昨夜泊まっていたのは羽田空港の近く。穴守稲荷。

今朝一便で高知へ帰るので、久々に、穴守稲荷さんへ。朝からひっきりなしに参拝客が訪れる、地元で大切にされているお宮さん。

由緒は、昔も書いたことあるけど江戸時代。文化年間と言うので200年ちょっと前だ。この羽田界隈で新田開発をしていた。でも、海が荒れると堤防が決壊し、海水が流入して農地は壊滅。そんなことを繰り返したので、堤防の上にお稲荷さんを勧請して祀ったところ、堤防は穴が開かなくなった。そして穴を守る、穴守稲荷として尊崇されるようになった、という訳ですな。

で、穴を守る、などという響きから遊女たちの尊崇を集め、また、風光明媚な潮干狩りの名所でもあったことから益々賑わい、門前には温泉旅館や遊女屋も並んだという穴守稲荷。

 

その場所は、現在の羽田空港の中にありました。昔のターミナルがあった、あの界隈。しかし戦後、米軍の接収によって立ち退きを余儀なくされ、現在地に遷座した、穴守稲荷。

戦前、そのお稲荷さんに、京浜急行は京急蒲田から鉄道を延伸してました。穴守稲荷さんへお参りする人を運ぶため。

紆余曲折あって、現在の京浜急行は羽田空港へ乗り入れてます。

もし、穴守稲荷の賑わいがなければ、ひょっとしたら京浜急行の羽田空港線は無かったのかも、知れません。

 

写真は今朝の穴守稲荷さん。

現在の穴守稲荷は、ここ。戦前は、こう

そして戦前の穴守稲荷はここで、現在はこうなってます。

以前のターミナルの時は、ここですね。


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