アイス祭りと仁淀ブルー〔5513〕2018/05/20
2018年5月20日(日)良いお天気だ
昨日はまた、風がエラい強かった。夜も強風で窓の隙間がピューピュー。そして一転。今日は穏やかな日曜日になりました。
今日は忙しくて、午後はギッシリと用事が詰まってますので、午前中、大急ぎでここへ。ここはね、伊野から仁淀川沿いに北上した下八川。ここに、高知の誇るアイスクリームメーカー、高知アイスさんの本社と工場があるのであります。僕らの大切なお客様。
生クリームや牛乳などの乳製品はもちろんですが、最近はリープルやコーヒーも、使って頂いてます。ひまわりリープルアイス、ひまわりコーヒーアイス、もう食べました?
県内のコンビニや量販店で、鋭意販売中。見事にリープルやひまわりコーヒーの風味をアイスに仕上げてます。いや、ホントに見事に。僕が言ってるので間違いない。
で、高知アイスさんでは、毎年この時期、「アイス祭」と題してイベントを開催されておるのであります。
訳ありアイス詰め放題で、色んな屋台も出て、楽しいイベントになってます。
朝10時からの始まりで、朝の10時にこの風景。もう、みんな、知ってます。保冷バックを持参してくる方も大勢。一番人気は、この右手の詰め放題セットね。行列が途切れない。
浜町社長はぶっかけうどんコーナー担当。出汁から自分で作ったというぶっかけうどん、美味しかったです。
このイベントは、もちろんお客さんへの感謝祭という意味もあるでしょうし、働く皆さんのやり甲斐、モチベーション等にも繋がってゆく。素晴らしい試みだと思います。
今日は午後4時までやってますので、今からでも間に合う。間に合う方は、ぜひ、美しい仁淀川沿いの国道194号線を走ってみてください。伊野の鉄橋から20分で行けますきに。
山の緑が最高に美しい。初夏の心地風景と、アイス。
仁淀ブルー。
仁淀川のブルーが美しいのは、その地形、地質によるところが大きい。また、まだまだ観光化されてなくて、俗の空気に汚れいないのも、魅力。
四国の地質は、東西に縞々模様を形成するような地質。北が領家帯。中央構造線の南に三波川帯。御荷鉾構造線を挟んで秩父帯。
仁淀川は、三波川帯から秩父帯北帯、黒瀬川帯、三宝山帯を突っ切るように流れ、様々な種類の岩を侵食しながら太平洋へと注いでます。
なので、緑、黒、白、赤、と、その成り立ちが全然違う石が川底に混じり合う。三宝山帯などの石灰岩が流れ出し、あのエメラルドグリーンをより美しく見せています。
急峻な地形にお日様が差し込む角度。そして石灰岩質を含んだ水。すべてが相俟って、仁淀ブルー。
そうそう。
桂浜の五色の石。子供の頃、よく、浜で石を拾ったもんですが、あの五色の石も、元々は仁淀川が流してきた石と言われてます。あのカラフルな石は、四国の、帯状に積み重なった地層に由来するのでありました。
良いお天気。仁淀ブルー。山の中の美味しいアイスや食べものの数々。
ああ。良い日曜日。