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森は、深くなってゆく〔5485〕2018/04/22

森は、深くなってゆく

2018年4月22日(日)良いお天気

行楽日和の日曜日。あちこち、たくさんの観光客、行楽客で賑わう風景。善き哉善き哉。

で、山の緑があまりにも魅力的になってきたので、今日は午前中、久々に南嶺RUN。近場の山ですが、大好きな山。

子供の頃、父親に毎週のように連れてこられ、何回登ったのか数えようもないほど登った鷲尾山。あの頃に比べると山の樹々が成長し、森が深くなった、南嶺。

 

今日はいつもと少し違うコースを走ってみました。筆山の自動車道路を駆け上る。昔、ユースホステルで、今は貸スタジオとかの文化施設になっている建物の手前を、右へ入る。筆山霊園への道。筆山霊園は、山の斜面につくられた広い霊園。その中を曲がりくねりながら走る自動車道は、その山のてっぺん近くで行き止まり。そこは、こんな風景。

この場所には、以前、軽費老人ホームがあった。筆山寮という名前だったと思う。弊社のお客様でもあったので、営業になりたての若い頃、営業にきてました。懐かしい風景。

もう、その老人ホームがなくなって随分と年月が経過しました。その後ドッグランとかにもなってましたが、今はこんな感じの空き地。建設会社の資材置き場、といった趣きだ。

 

ここから南へと山道が下っていきます。その山道沿いには、古いお墓がたくさん。筆山霊園の新しく整然とした墓とは対照的。暮石に刻まれた年号を見ると、天保が多いですね。1840年頃。でも、もっと古い墓石もたくさん。享和(1801年頃)、明和(1770年頃)、そして宝暦(1760年頃)も普通にあります。もっともっと古い墓石も。そんな昔から、この山には、お墓がつくられてきた歴史がある。筆山は、一面のお墓の山。

 

で、その道を走っていくと、高見山の北側へと廻っていく。そして、鷲尾山への登山道に合流。

この場所の標高は113m。このすぐ東にピークがあって、そこは127m。筆山のピークが118.3mなので、筆山より高い山。だけど、地理院地図には山の名前も書いてないね。でも、古くからの里山。

 

現在の航空写真がこれで、僕がしょっちゅう父親と登りに来ていた頃の風景が、これ。筆山寮も写ってます。

当時、筆山霊園の界隈は段々畑だ。この東側も。食糧増産のため、南嶺の斜面にもたくさんの畑がつくられてました。山中をたつくってますと、往時の段々畑の石組みが、いたるところに存在します。あっという間に荒れ果て、森になってしまいました。

鷲尾山の北側斜面の木々はまだ小さくて、山頂は360度のパノラマ。

 

今日は、鷲尾山頂から神田へと下りました。

森が深くなり、深山幽谷の趣きを感じられる場所も。

高知県の人口は71万人を切り、戦前の水準に減ってきた。これから山はどんなになっていくんだろうか。樹々は大きく森が深くなり、大昔の、人間の手が入る前の山に戻っていくのか。

 

ともあれ、山の緑は堪能できました。良い日曜日。


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