旧東豊永小学校 思えば遠くへきたもんだ〔5410〕2018/02/06
2018年2月6日(火)ひやい
シビコオル まっこと冷やい シビコオル
今朝、6時過ぎに会社に到着して、車載の外気温表示をみると、-5℃。まいなすごどだと?氷点下5℃ですと?
高知で暮らしていると、そんな表示、めったに見ることありません。いや、まっこと冷やい朝。しかも二日酔いだし。
そう。昨日の中央酪農組合連合会乳質表彰、そして新年会は、二次会、三次会と果てることなく続き、夜9時過ぎまで飲んでました。12時半から飲み始めてね。ああ。日本酒は新鮮な方が良いのかどうなのか、そんなこと、どうでも良くなった長時間飲み会が、いつものように繰り広げられた土佐の夜。いや、昼から夜。僕らは午後のひろめ市場を、20人近い酔っ払い集団としてお騒がせしていたのでありました。まあ、高知の酪農家さんの宴会ですきんね。そうなりますわね。楽しかったです。
で、帰りがけ、冷やかった。どっか、道路端とかで寝込んでしまったら、今朝起きてくることはなかったでしょう。それっぱあ冷え込んだ高知。
高知の街中でそればあ冷やい訳で、山はもっと冷やいのであります。
今朝は少し寝坊して、会社に到着したら6時を過ぎてました。諸々の仕事を済ませ、一路、国道32号線を大豊町へ。途中、道路端に表示されている気温表示が-8℃というのには、笑いました。今日は、弊社のつくる青汁「菜食健美」の原材料を生産して下さっている農家さんとの、年に一度の集まり。今年の契約作物や、契約数量について話しあうのであります。今日は、午前中が大杉の農工センターで、午後が怒田の集会所。
朝、少し早めに着いたので、生産者さんが多い八畝まで行ってみようかと、僕の乗用車で向かってましたが、途中、積雪と凍結で危険になったので、断念。引き返してきました。
写真は、東豊永の風景。新しくできたばかりの道路の上から撮影してみました。向こうの山には、雪。眼下に見えるのは、昔、東豊永小学校だった建物、グランド、凍ったプール。平成16年に廃校になり、大豊小学校に統合になった、東豊永小学校。
懐かしい。
あの鉄筋コンクリート造りの校舎は、昭和48年にできたもの。あの校舎で、僕らは、吹奏楽部の夏合宿をしました。中学校3年生の時だと思うので、昭和51年の夏か。新しい建物でした、確かに。
シャワー室の外が磨りガラスで、着替えが見えてしまう、という構造的欠陥があり、磨りガラスの部分に白いシートを張るのを手伝った記憶が蘇る。
毎年やっていた、約一週間の夏合宿。あの東豊永小学校でやったのは、あの年一回だけだった。複数回行ったのは、鏡村の鏡第二小学校だ。今は吉原ふれあい交流館とかなんとかになってます。木造校舎と汲み取りトイレ、薪が燃料の調理場が印象的でした。汲み取りトイレの掃除は、便器の裏側まで雑巾で拭き取るというのが、僕らのクラブの伝統芸。
だから、あの新しい校舎の水洗トイレは、僕らは嬉しかったけど、先輩たちは物足りなかったみたいで、寂しそうでした。
今は昔。
怒田、八畝が、弊社青汁「菜食健美」原料野菜の主たる生産地になってから、ここをよく通るようになりました。そしてこの校舎を眺めるたびに、あの頃のことを思い出す。懐かしい青春のひとコマ。ああ。
思えば遠くへきたもんだ。