鎮守の森でトンビがピーヒョロ〔5203〕2017/07/14
2017年7月14日(金)晴れ!
高知では、田んぼの稲穂が黄金色に色付き、間も無く稲刈り。そんな季節になりました。
実るほどこうべを垂れる稲穂かな
気象庁は昨日、九州南部の梅雨明けを発表したものの、高知はまだ。でも大丈夫。私が宣言しました。昨日、梅雨明けしてます、高知も。間違いありません。
そんな訳で今朝は、涼しい朝となりました。こないだうちの、朝まで蒸し蒸し状態から脱却し、夜明け前には涼しい風が部屋の中を吹き抜けていく。これはもう、夏。
写真は今朝の野市、上岡八幡宮さん。5時過ぎの風情。
写真には音が写らないのが残念ですが、早朝の鎮守の森には、鳥の声や虫の音が響いています。まだクマゼミワシャワシャは始まってないので、喧しくはない、生物多様性を実感できる朝の森。
今朝はキジバトの声も聞こえましたが、一番目立っていたのがトンビ。鳶。
ピーヒョロロロロ、ピーヒョロロロロ
声は聞こえるものの、姿は発見できず。でも、この鎮守の森で一番の存在感を示しておりました。トンビ。
鳶職という名称の由来を見てみよう。
ウィキには、鳶は、棟上の時に、梁から梁へ文字通り飛んだので、鳶と言われる、と書いちゃある。でも、ほとんどの由来辞典には、鳶口という道具を使うので、鳶職と言われるようになったのが本当だ、とも書いちゃある。
鳶口というのは、鳶の口の形状をした道具で、建物の解体とかをするときに使うもの。鳶の口の形状をした道具、鳶口を駆使する職人なので鳶職。
まあ、そのまんまっちゃあそのまんまだ。
建築現場の高所を身軽に行き来する鳶職の皆さん。僕には、無理だ。よくもまあ、あんな高い場所をひょいひょいと歩けるもんです。
現在では、「とび技能士」の一級二級三級という資格があって、検定試験が実施されているとか。もちろん器用さも必要でしょうが、高所作業で平気、という適正が大事でしょうな。僕には、無理だ。
ウィキで、現代鳶職が分類されている。
それを見ると、大きなグループに、足場鳶、鉄骨鳶、重量鳶というのがある。まあ、なんとなくわかる。そして送電鳶。これも読んで字の通りで、電気の知識を持った高所作業者。人材の確保に困窮、と書いてますが、それもなんとなくわかる。わかるぞ。
で、その他の分類には基礎工事業、曳き屋業、解体業などがあるが、きわめつけは煙突掃除業。そうか。以前は、銭湯も多かったので、生業として煙突掃除業も成り立っていた訳だ。鳶として。
銭湯も煙突も減りましたきんね~。比較的銭湯が残っている東京都心部でも、今は数人しか居ないという煙突掃除業。
煙突掃除鳶は、仕方ないので、電気の勉強をして、送電鳶になる、というのはダメなんでしょうかね。
早朝の鎮守の森でトンビがピーヒョロロロロ。