嶺北高校の高校生レストランとヨーコ先生〔5204〕2017/07/15
2017年7月15日(土)晴れ!
高知県長岡郡本山町。四国山地の中の盆地にある、古くから栄えた町、本山町。戦国期には、勢力を本山から土佐の中原に広げ、一時は土佐でも一番の強さを誇った本山氏。長宗我部氏との戦国土佐決勝戦には敗れましたが、その本山氏を輩出したのが、現在の本山町だ。
その街中に、高知県立嶺北高校。
少子高齢化の波を受け、高知でも、大栃高校や仁淀高校が廃校の憂き目にあう中、様々な取り組みで頑張っているのが、嶺北高校。
昨年12月には、高知市内の量販店で「高校生レストラン」というのをやりました。嶺北高校の生徒さんたちで作るグループ「嶺北ユースネイバーズ」が、嶺北の特産品で作ったメニューを提供するレストランを、高知市のサニーマートさんでやった催し。
素晴らしい。
そして。
本日は、嶺北高校のお膝元、本山町の「四季菜館」を貸し切りにして、二回目の高校生レストラン。企画運営は、すべて、高校生だ。素晴らしい。
本日のメニューは、なんとですね、今年2月12日に開催された「高校生対抗!第3回高知家の牛乳料理コンクール」で見事最優秀賞を獲得した、嶺北高校の高校生たちの作品「コロッケ風春巻きのレタス包み」。限定70食。
僕は、関係者として、コンクール当日に少し食べてます。美味しかった~
で、その、素晴らしい、牛乳をふんだんに使った料理を、こうやってお披露目してくれるのは、関係者にとっても嬉しいの極み。本当にありがとう!
「嶺北の魅力をぎゅぎゅっとミルフィーユ状に包み込みました!私たちにしか作れない完全オリジナルの一品。嶺北高校生が輝く姿をぜひ見に来てください!」というのが、案内チラシのコピー。
ね。
とても魅力的。
もちろん私も予約し、食べにきた、という訳だ。美味しそうでしょ?
牛乳を使った料理がこうやって広がっていくのは、僕らにとって、とても大切なこと。なので、彼女らの試みに、心から敬意を表したい。おいしかったです。ありがとうございました!
因みに、2月の「高校生対抗!第3回高知家の牛乳料理コンクール」の結果は、このページでご覧いただけます。レシピもね。ぜひ、みなさんも作って食べて、楽しんでみてください!
高校生は、すごい。
今日は、嶺北高校の父兄を始め、地元の皆さんが大勢、食べにきてました。皆、楽しそうで何より。地元の高校生たちの頑張りと美味しい料理に、自然と笑顔が溢れ出る。良い催しだ。
牛乳料理コンクール最優秀の作品をメニューにした、というのも嬉しいではありませんか。
高知某業高校から嶺北高校へ転任し、大活躍のH先生が、ご挨拶に来て下さいました。高校生たちのサポートで、奮闘中。
また、来年も牛乳料理コンクールにエントリーする、と、名言して下さったH先生。どの学校へ行っても元気に生徒を鼓舞する素晴らしい先生。
皆、H先生とは呼ばず、ヨーコ先生と、呼びます。高校生たちも、こんな先生と出会えたことの素晴らしさを、将来きっと、実感する。
人と人の出会い、つながり。
そして思いと頑張り。
そんなこんなが、こんな催しを生み出し、皆を笑顔にする。
嬉しい嬉しい嶺北の、夏。