梅雨明け宣言〔5202〕2017/07/13
2017年7月13日(木)晴天!
大気から、少しづつ水分が抜けてゆく。
じっとりと大地を覆っていた、湿った空気から、水分が抜けてゆく。
昨夜は、そんなことを体感できる夜だった。寝るときは、実に蒸し暑く、扇風機をゴンゴン廻しながらでないと寝れないくらい。
扇風機はタイマーで止まるので、夜中には、暑うてたまらんなって起きる。そんな風に過ごしてきた最近の夜。
ところがですね、昨夜は、夜中に目覚めても、そんなに寝苦しく無い。心なしか心地よい風が窓から吹き込んでくる。その風には、いつものような水分が、ない。
夜明けとともに、美しい青空が広がった朝。昨日までの、雲が多い朝ではない。夏だ。耳を澄ますとどこかで蝉も鳴き始めた。
こないだ、梅雨明けには二つのパターンがある、と書きました。
一つは、梅雨前線が太平洋高気圧に押し上げられて北上し、きれいさっぱり梅雨が明ける、というパターン。二つ目は、梅雨前線は停滞したまま、いつのまにか少しづつ消えていっていつのまにか梅雨明けしている、というパターン。
今年は前者だ。そうしようそうしよう。
天気図を見ると、梅雨前線が東北界隈まで上がっていってます。そこで、僕が宣言します。梅雨は明けました。気象庁に先駆け、もう一度僕が宣言します。梅雨は、明けた。
このパターンで梅雨が明けた年は、暑い夏になる可能性が高いとされます。そうなると、良いですね。暑い夏は、個人的にも、商売的にも、大好きです。
写真は、新物部川橋西詰から見た夜明け。国道55号線の、物部川に架かる橋。
大気に満ち満ちていた水分が蒸発し、心地よい涼風が吹き抜ける、川面。今日も暑くなりそう。昨日までの暑さとは違う、本格的な夏の暑さがやってくる。
四国山地の山々は、東西に幾重にも重なっています。一番向こうに見える霞んだ連山。そこに、乳房の形をした御在所山が見えてます。ほんの少しだけ。
安徳天皇が落ち延びていく際、あの界隈に一時的に行在所を置いたので、御在所山という説も、ある。安徳天皇に随行した門脇宰相、平教盛があの地で亡くなり、あの山頂に墓所がつくられたので、宰相の山、が転化して御在所山になった、という説も、ある。
そうではなくて、あの山頂にこそ、安徳天皇の陵墓があり、その陵の後方に共の者147人の塚があるのだ、という直球ど真ん中の説も、ある。そんな訳でそこは諸人禁制の場所であり、山の八合目あたりに聖権現を祀って、遥拝してきた、という話。宝暦年間(1750年代)に、その社を頂上へ上げ、五在所大権現と呼び、諸人禁制の場所には注連縄を張って百四十七社権現として祀ったとか。で、それからは、一般人も、潔斎すれば山頂へ詣でることができるようになったそう。
元々、山岳信仰の山であったんでしょうね。で、色んな話が伝承に付け加えられ、変化しながら今に至る。
今は、潔斎せんでも、登れる御在所山ですが、そんな歴史を噛み締めながら登りたいですね。
でも、暑い。
熱中症予防には牛乳だ。こないだ、なぜ、熱中症予防に牛乳が良いのか書きました。大切なのは、血液ということ。夏は冷たい牛乳に限ります。
暑い暑い夏の一日。こんな日は、牛乳を飲もう!