熱中症と牛乳と浦戸湾と高知新港〔5199〕2017/07/10
2017年7月10日(月)薄曇り
蒸せます。
昨夜の高知市内、気温としては25℃を下回ってましたが、蒸せました。なんか、水蒸気が大気に充満しているような、そんな感じ。
昨日走った際も、汗が滝のように吹き出して苦し心地良かったです。そんな季節。熱中症には気を付けましょう。
そんな訳で、熱中症には牛乳だ。
ためしてガッテンでもやりましたので、ご承知の方も多いと思いますが、熱中症予防には牛乳。これ、最近の常識。
調べてみますれば、熱中症情報サイトというのがあって、熱中症予防には牛乳を飲もう!、というビックリマーク付きのコラムが掲載されてました。これにも書いている通り、牛乳に含まれるアルブミンというタンパク質が、血管内に水分を引き込む働きがあるのが、熱中症予防になる理由。
水分が血液中に引き込まれると血液が増え、血管の先っぽまで血液が行き渡って血行が良くなる。すると、皮膚表面から熱を放射したりという、いわゆる体温調節機能が向上する、という訳だ。
この記事にも書いてある通り、熱中症というのは、体温調節機能が働かなくなって体温が上昇することで引き起こされる。
牛乳で血液量を増やし、体温調節機能を向上させることが熱中症予防にとても有効であることが、この説明でわかりましたでしょうか。
なかなかシステマチックな、わかりやすい説明。さあ。牛乳を飲もう。
写真は、今朝、4時過ぎの浦戸湾。
弘化台からタナスカへ渡る橋の、東詰。南西の方向を撮影しました。
まだ真っ暗い浦戸湾に浮かび上がる、幾艘かの船。左端の岸壁に停泊しているのは土佐海援丸だ。
この画面、全体的に靄がかかったみたいに見えます。そう。水蒸気に満ちた大気が、浦戸湾全体を覆っている。水面には波もなく、湿った暖かい空気が微動だにせずに押し包む。そんな、梅雨の朝の浦戸湾。
湾に浮かぶ船舶は、土佐海援丸をのぞき、どれもこれも荷物を運搬する船。もう、この海には、人も運ぶ大型フェリーはやって来なくなりました。大阪高知特急フェリーの甲板から浦戸大橋を見上げたのも、もう、遠い昔のことのよう。
ところが今は、高知新港に、大型のクルーズ船がやって来るようになりました。
今朝の高知新聞の「クルーズ船が来る!」というコーナーには、明日も4000人を乗せたクルーズ船が高知新港へやってくる、と書いてます。突然、年間数十隻ものクルーズ船がやってくるようになった、高知新港。
あの港を計画した時には、こんなこと、予想もしてなかったと思う。予想していたのは、海外と日本を結ぶ貨物船がたくさんやってくる、そんな風景。しかし、なかなかそんな風景にはならなかった。難しいですよね。
その変わりと言っちゃあ何ですが、突然やって来るようになったのが、大型クルーズ船。
未来は予想するのが難しい。
想定していたことが起こらず、想定外のことが、起こる。それが世の中というものかも知れません。
でも、事前に想定し、対策を講じることはできます。
こんな水蒸気マンマンの大気が覆う日には、牛乳を飲んで熱中症を予防しよう。