完成!ヤギ舎〔5139〕2017/05/11
2017年5月11日(木)晴れ!
良いお天気。山は黄砂で少し霞んでますが、良いお天気だ。
今日は川添ヤギ牧場。そう。昨年から「ヤギミルク」ということで商品化したヤギミルクを生産してくれている牧場、川添ヤギ牧場は、南国市にあります。弊社から車で10分ちょっと。
日本一のヤギ農家を目指し、脱サラしてヤギを飼い始めた川添青年の意気に応えるべく、艱難辛苦を乗り越えて弊社で500mlの瓶に充填、販売することになったのは昨年の5月。
ヤギは完全季節繁殖なので、冬場は乾乳になってしまい、搾乳できません。その冬も乗り越え、この春から再開した「ヤギミルク」。
川添青年のすごいところは、志の高さ。
ヤギの飼料については、輸入の乾草や穀物は一切使用せず、全部、自分てつくっている。そして、頭数も、近年中に日本一を目指す。
その為に僕らができることは、キチンとした商品にして、販売すること。
昨年は乳量がホントに少なかったので、ほとんど、お客様へのご案内もできてませんでした。が、今年は乳量も昨年の倍以上。予想よりも乳量、増えてきました。頭数も増えたので。
で、子ヤギを入れると100頭を超える所帯になってきたので、畜舎を新築しました。県の事業に乗っかって資金を集め、もちろん自分も大変な努力をして、このたび完成。ヤギの引越しも終わって稼働し始めました。真新しいヤギの畜舎。全長50mのヤギ舎に並んだヤギ達が食事する風景。
牛の畜舎は牛舎と呼ぶので、ヤギの畜舎はヤギ舎で良いのだろうか。
本格的になりました。キレイなヤギ舎。これまでのは、川添青年の、手作り感満載のヤギ舎でした。あれはあれで風情があって良かったですけんど、ね。隙間もいっぱいあったので、ヤギがよく脱走してました。昨年2月1日、まだ、製品化されてない頃の川添ヤギ牧場の風景が、これ。脱走したヤギが、草を満載した軽トラにかきついて食事する風景。
もう、あんな風景は見れんなりました。
さあ。増えてきたヤギミルク。もちろんミルクとしても売りますが、プリンとかヨーグルトとか、最終的にはチーズにも挑戦してみたい。
思い出すのは「アルプスの少女ハイジ」。あれ、宮崎駿の作品。道理で、美しくも素晴らしいアニメーションでした。
あの「アルプスの少女ハイジ」では、ヤギ、とても重要な存在でしたよね。ユキちゃんとか。
ハイジやペーター、それにクララが飲むヤギのミルクの美味しそうだったこと。ペーターは、ヤギの乳房の下に仰向けに寝そべって、手で搾乳しながらそのまま飲んでましたよね。
あと、おじいさんの作るチーズが美味しそうだったこと。チーズの種類は、公式には特定されてなくて、想像上のチーズということにかありません。実際のヤギのチーズと言えば、あんな、エメンタールチーズみたいなのではなくて、青カビとかのかなり濃厚強烈なのが美味しい。それだと、あのハイジが食べてたチーズみたいにはならんけど。
さあ。乳量も増えてきたので、売らなくちゃ。