成田のグッドデザイン〔4790〕2016/05/27
2016年5月27日(金)雨
成田。
火曜日に高知を出て、今日、やっとこさ高知へ帰ります。
昨日は名古屋から新幹線で東京。夜までビッシリの業界の寄り合いを済ませ、電車に乗って成田空港。成田空港近くのホテルに泊まり、今朝、LCCたるJetstarの飛行機に乗って帰ります。高松まで。
そう。火曜日、車で高知を出て松山、道後泊で、水曜日に香川県の坂出まで移動して、坂出駅前の安い駐車場に車を停め、電車を乗り継いで、大阪でした。なので、車は今も坂出。
成田〜高松は、LCCが飛んでます。これは、時間に余裕があれば、とても安い。以前にも2度、利用しました。
と、今、以前のにっこりを検索してみたら、1度目は去年の今日ではないか。2015年5月27日。おう。偶然ではあるが、何かの巡り合わせなのかな。びっくり。
成田空港のLCCは、去年の4月に、第3ターミナル発着となりました。第3ターミナル。こんなの。確かに、カラフルで今時の雰囲気。
なんでも、「ローコストな旅を志向するLCC利用客のための「ローコスト空港のデザイン」を目指した良品計画、日建設計、PARTYによる3社共同のプロジェクトで す。 建築、サイン、家具といったデザインを、それぞれが分断しておこなうことなく、お互いの制作プロセスに協力し合い密に連携させ、統合的にデザインしまし た。」とのこと。
ふむ。ローコストであることは、わかる。
で、2015年度のグッドデザイン賞金賞を受賞したんですね、このターミナル。ふむ。
昨年、初めて利用したときの感想としては、「歩く距離が長い」。
利便性から言うと、電車の終点である第一ターミナルや第二ターミナルから離れており、歩くかリムジンバスなので、不便。時間も、かかる。
まあ、それは良いとして、ビルに入ってからチェックイン、そして搭乗口までの歩く距離が長いので、少し疲れます。
まあ、グッドデザインなので、許してあげよう。
問題は、ソファだ。
グッドデザイン金賞受賞の説明文によりますれば「ソファベンチの開発では、空港にある家具を旅行者がどのように使用しているのかを観察することから始め、人々の待ち時間を快適にするデザインとは何かを追 求。効率を最優先に考えたLCCでの旅の合間に人々が無意識にとる行為を考えた工夫を施しています。ゆったりと座るだけでなく閑散時には寝転ぶことも想定 し、ひじ掛けをなくして座面を広く確保したデザインが特徴です。」と、自慢されておりました。
この写真に写っちゅうソファですな。
空港内、搭乗待合室のソファも、全部これ。
まあ、確かに、寝転がるにはノウガヨサソウ。寝転がるにはね。
問題は、凭れかかる際に発生します。座る部分が広くて、背もたれまで、少し遠い。座ってもたれかかると、背もたれは、お腰の少し上、腎臓のちょっと上くらいに当たる。で、その上は、ない。腹筋、使うぞ、これは。
海外旅行客ならともかく、LCCを利用するような我々のような客は、ソファで寝転がるのはね。ちょっと、ね。でも、疲れていると椅子に座ってくつろぎたい。できれば、背もたれにもたれかかって、寝たい。
このソファには、その機能がないんですな。
で、今、搭乗待合室で、そのソファに座ってPC入力中なんですけどね。もたれかかって入力すると、結構腹筋を使うことになり、ダイエットになります。パソコンを打ちながらダイエットができる、グッドデザインだ。
いかんいかん。好きで成田まで飛行機に乗りにきちゅう訳で、もっと現状を楽しまんといけませんな。
いや、カラフルできれいな空港です。また、利用したいです。ほんとです。