台風10号ナムセーウン〔472〕2004/07/31
2004年7月31日(土)曇り
昨日は、高知市が37.5℃、高知県西部の江川崎というところでは39.8℃を記録しました。台風の影響によるフェーン現象なんでしょうか。とにかくすごいですな、こりゃ。そして高知県地方、台風10号にまともに狙われよります。今晩高知県に上陸する可能性が強いとのこと。気を付けましょう。
写真は、今朝の鏡川、天神大橋の上から東を向いて撮影したもの。ご覧の様に、まだ、時折お日様も顔を覗かせるお天気ですが、風が段々と強うなってきました。川面に、風の影響による模様ができちょりますね。UFO船が可愛らしく佇んじょります。土手の柳も風に揺られております。さあ、これからが本番ですね。
ところで、4年くらい前からアジアでも台風に名前が付けられるようになりましたね。国内ではほとんど利用されませんが、船舶向けなどに、この名称が使われゆうそうです。各国から提案された名称がリストになっちょりまして、そのリストの順番に名前が付けられていくがやそうです。リストの一番目は、2000年5月7日に発生した台風に付けられた「ダムレイ」。カンボジア語で「象」の意味だそうです。
それでは現在高知へ向かって来よります台風10号の名称は何でしょうか。「ナムセーウン(Namtheun)」だそうです。ラオスの言葉で「川」を意味するんだそうですね。ちなみに名称を提案するのは14ヶ国。カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナムの順番で名称が付けられていきます。と、いうことは、今年の台風9号は日本からの提案だった訳ですね。調べてみますと「コンパス」。星座の「コンパス座」から来ちゅう名前やそうです。ん?これって日本語か?
北大西洋に発生するハリケーンには、昔から名前が付けられてきました。単語の先頭の文字がアルファベット順になるようにリストをつくって名前を選ぶ方式です。元々、気象学者が自分の妻やガールフレンドの名前を愛称として使ったのが始まりで、女性の名称だけ使われよったがやそうですが、男女同権の見地から1979年以降男女交互に使われるようになりました。