鏡川の「紫御殿」〔436〕2004/06/25
2004年6月25日(金)曇り一時雨
梅雨らしい細やかな雨が時折しとしとと落ちて来るお天気です。今日も鏡川縁りをたつくってきました。
天神大橋と潮江橋の間の南岸で、こんな花を発見しました。葉っぱも花も全体が紫色をしちょりまして、この一角だけが妙に鮮やかになっちょります。紫の葉っぱが雨に濡れて美しく光りよります。
この花の名前、調べました。今朝はちょっと苦労してしまいましたが、なんとか見つけました。
「紫御殿(むらさきごてん)」ですね。露草科ムラサキツユクサ属で、メキシコ原産のきれいな花です。なるほど、言われてみればツユクサですね。でも葉っぱまで全部紫ってえのは面白いですな。
鉄柵の向こうに見えている、ピンクの花を咲かせる木は「夾竹桃(きょうちくとう)」。昭和30年代くらいには流行したんだそうですが、根っこに毒があるということで敬遠されて最近は減ってきたそうです。根っこを食べれば毒である、ということなので、根っこを食べない限りは安全です。誰か間違って根っこを食べてしまう危険があるんでしょうかね、腹が減って。せっかくのきれいな木なのになにやらもったいない話ですね。