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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

琴平山から太平洋を眺める〔3768〕2013/08/09

琴平山から太平洋を眺める

2013年8月9日(金)暑うございます

何が暑いと言うて、新幹線のホームで、車内清掃が済んで扉が開き、車内に入れるようになるがを待ちゆう時間。新幹線のエアコン室外機からでしょうか、モワーっとした熱気が立ちこめ、もう、ダメ。下着までビッショリ状態。涼しい車内に、はように入りたい、と、並んじゅう皆さん全員の顔に書いちょりました。

岡山駅で乗り換え、特急南風の扉が開くがを待ちゆう時間。これもまた格別。こちらはヂーゼルですき、その熱気もまたすごい。
やっと入れた涼しい南風車内でくつろぎよったら、満員近い車内で、緊急地震速報が鳴り響きます。全員の携帯電話から鳴るので、なかなかの音。結果的には誤報やって、まあ、良かった訳ですが、一時的には緊張しましたですねえ。ああいった乗り物の中での緊急地震速報は緊張します。

地震と言えば、こないだから、高知新聞で、「人の記憶 海の痕跡」という特集を連載しよります。土佐湾各所に残る、地震で海没した集落伝説の痕跡や言い伝えを紹介しちょります。これは良い事。高知大学の岡村先生もおっしゃておられるように、過去を調べ、認識し、それに基づいて備えることは、地震対策として非常に大事なのであります。今次の東日本大震災でよく解りました。

一昨日の記事。南国市の琴平神社の由緒。昔、今は海になっちゅう所に「トッコウの峰」という山があり、そこに、黒崎宮というお宮さんがあって、周囲には村もあったそうです。で、白鳳地震の際に一夜にして山もろとも海没。その際、海から琴平山に、金色の御幣がヒラヒラ飛んできたので、不思議に思うた里人が、その御幣を祀って金比羅さまと呼ぶようになた、という言い伝え。
その黒崎宮は、日本の神奈備山の原型、奈良、三輪山の大神神社から分祠されてきたものやったそうです。なるほど。すると、そのトッコウの峰は、間違いなく三輪山のような姿やったでしょう。

現在の琴平神社のご祭神は大物主神と崇徳天皇。三輪山の大神神社も、もちろん大物主神を祀ります。讃岐こんぴらさんの金比羅宮も、大物主神と崇徳天皇。

写真は、南国市の琴平神社西側の尾根から太平洋を撮影したもの。眼下に、浜改田の集落。ここの琴平神社さんも、讃岐と同じで、海上安全の神様。海上安全は、津波からの安全のことも含むのでありましょうか。そして、この向こうの海に、その黒崎宮が鎮座ましましちょったがでしょうか。

以前にもご紹介しましたが、琴平神社の玉垣には、安政南海地震津波のことが詳しく刻まれちょります。その文面は、昨年4月2日のにっこりに、小生文責で読み下しちょりますので、ご覧になってみてください。

海上安全の神様で、南海地震津波を刻む玉垣に取り囲まれる琴平神社さん。その由緒が、これも南海地震に関係しちゅうとは、知りませんでした。

これも高知新聞に書いちょりましたが、須崎の楠瀬土建さんの社長さんが、10年ほど前に調査した写真が、そのHPに掲載されちょります。なるほど。
幻の黒田郡かどうかは別にして、興味深い調査。同社の技術で3D平面図を作成しちゅうがが貴重。三輪山の大神神社から分祠となると、沈んだ山は、間違いなく神奈備山型。朝倉神社ご神体の赤鬼山みたいな姿。
どうでしょうか。この3D平面図。北西と、南東から見ると、そんな形に見えるような気がします。

海底には、まだまだ、過去が残されちゅうかも知れません。


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