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長岡が長い岡で長い丘〔3633〕2013/03/27

長岡が長い岡で長い丘

2013年3月27日(水)雨

春の雨。静かに降り続きます。あちこちの田植えが済んだ田んぼに、雨が落ちてきます。ここは、JA南国市のかざぐるま市から北へ行ったところ。この田んぼは、まだ田植え前。その田の向こう。道路が、段差数メートルを上るようになっちょります。そう。あの坂道の上が長岡台地。

長岡は長い岡で長い丘。約8kmにわたり、物部川と国分川の間で細長く台地状に高うなっちょります。で、いつしか、長岡と呼ばれるようになりました。
長岡台地の上に、土佐山田の街がありますし、ながおか温泉もあります。豊かな農地が広がる長岡台地。

しかし、元々洪積台地である長岡台地。洪積世(200万年前〜1万年前)に、川によって運ばれてきた土砂などが堆積してできた台地。で、水はけが良く、農地には適しちょりません。台地の上は、かつては、不毛の原野であったと思われます。その台地を豊かな農地に変えたのは、野中兼山さんの灌漑事業。たいしたもんでございます。

台地の南端が、この斜面。くっきりと、台地の上と下がわかれ、崖のようになっちょります。ですきに、この道路も、崖部分を下るためにS字になっちょります。洪積台地は1万年以上前に形成されちょりますが、崖の下は沖積平野。崖の上よりもうちょっと新しい時代、川の運んで来る土砂が堆積し、できあがっていった平野、沖積平野。何故、その境目が崖のような斜面になっちゅうかと申しますと、たぶん、川の仕業やと思います。長い年月の間に、台地の端を川が削り取り、崖になったがでしょうか。台地の北側も、やはりくっきりと下ります。巨峰園の南、高知県農業技術センターの南が、崖のようになってクッキリと段差になっちょりますが、あれが、長岡台地の北端。舌状の延びる台地は、ごめんの街までつながります。

ところで沖積平野も、実は、水はけが良く、農耕には適しちょらんそうです。なるほど。元々、この上も下も、農地ではなかった。そこに、この写真にもあるように灌漑用水が通り、農地を潤し、今では高知有数の良田が広がります。野中兼山さんをはじめとする先人の知恵と努力に感謝せんといけません。

台地の上に水が引かれ、豊かな農地になったら。それはそれは良い土地になります。例えば自然災害。河川の氾濫も、台地の上までは達せんでしょう。山がある訳ではないので、山崩れの心配もなく、そして何より、津波の心配がない。そんな訳で、今、山田は、人気の居住エリアとなって注目を集めちょります。
曙街道の工事が進みよりますが、あれが完成すると、山田から高知市街地まで30分かかりません。20分くらいでしょうか。そんな近さで、豊かな自然が広がり、しかも津波などの災害の危険度が低い。人気になるはず。1万年以上前に自然がつくった安全な土地に、知恵と努力で水が引かれ、住みやすい土地になりました。


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