高知市立追手前小学校閉校記念式典、間もなく始まります〔3629〕2013/03/23
2013年3月23日(土)晴れ!
今日、午後2時から、ここ、高知市立追手前小学校体育館で、閉校記念式典が開催されます。あと1時間後。いよいよこの時がやってきました。
この小学校は、高知市の中心部に明治5年に創られた、今年で141年を迎えるお街の小学校。小生が在学中に、開校100周年の記念式典が行われました。その街中の小学校も、中心部で人々が生活しなくなり、児童数が減少、お隣の新堀小学校と統合して、現新堀小学校の場所に、新たに「はりまや橋小学校」としてスタートすることになりました。まあ、ここまできたら仕方ありません。今日の閉校式を、精一杯記憶に留めておくこととします。
ここは2階の廊下。
途中で廊下の色が変わっちょりますが、手前の部分は我々が在校中にも在った鉄筋コンクリート3階建ての校舎。我々の頃、こちらが「新校舎」でした。向こう側は、木造2階建ての校舎。新校舎と木造校舎はつながっちょりましたが、2階部分の高さが数10cm違いました。木造の旧校舎の方が低うなっちょりました。その為、そのつなぎ目部分が段差になっちょりました。その段差の下、木造側しゅっとのところに放送室。高学年で放送部に所属しちょったので、そこで、お昼の放送をしたりしたことを思い出します。
左の窓から見えるのが追手前高校の時計台。6年間、この追手前小学校の廊下からながめつづけた時計台。写生といえば、廊下から見た時計台でした。
我々が卒業してから、もう40年。そんなになるのか。当時の校舎がこのように残り、在学中に完成した体育館で、閉校式。感慨深いものがあります。本当に、感慨深いものがあります。
今日は式典のあと、新阪急ホテルでお別れのパーティー。久々に、同級生たちも集まってくる予定です。ホントに、つい、こないだのような気がする40年前。同級生達の見てくれは随分と変わりましたが、本質は全然かわってない。会うた瞬間に、40年前にタイムスリップしてしまいます。
昨日、閉校式のリハーサルに出ちょった同級生の話では、もう、昨日の段階で、子供達のメッセージを聴きよって涙が止まらんかったそうです。
51年の人生の中のたった6年間通うただけの小学校。しかし、その思い出はとてつもなく多く、濃く、楽しく輝いたものでした。そんな想い出の学校が、その歴史を閉じます。来月から取り壊しが始まり、文化財の発掘調査が行われ、そして図書館に。
追手前小学校の校歌、今でもソラで歌えます。図書館の歌もありました。これからは、思い出として、大切な宝物として、記憶のなかに残されていくことになります。
閉口記念式典、まもなく開場です。