三宝山、金剛山、金剛童子山から眺める物部河口〔3301〕2012/04/29
2012年4月29日(日)良いお天気
良いお天気です。暑いですな、まっこと。お日様の下を走ると汗が噴き出す、そんな日曜日。
午前中会社に行っちょりましたので、お昼頃、野市へ。久々に三宝山を攻め上ってみました。三宝山は正式には金剛山というらしいです。金剛童子山とも呼んだそうです。標高259.9m。四国山脈から香長平野の方に突き出した連山の先っぽ。一気に駆け上がると身体への負荷が苦し心地良いです。
昔、てっぺんに金剛道寺というお寺があったということ。金剛道寺は金剛童子。修験道とか密教とかと関係が深そう。そして、竃戸神社もあったそうですが、そのお宮さんは三宝社ともいわれ、それで三宝山。ややこしゅうてすびばせん。
高知県民全般には、三宝山という名前で呼ばれます。なんでかと申しますと、以前、てっぺんに、三宝山スカイパークとか三宝山スカイレストとかがあったきです。で、そこにあった西洋のお城の形をした博物館は、今も建物が取り壊されず残り、高知の皆さんのランドマークになっちゅうがはご承知の通り。
そこは、車道の方からは大きな門扉と有刺鉄線で入れんようになっちょりますが、山道から行くと行けます。なんでも、若者がたむろしていたずらしたりしたので、そのようにしたということ。歩いてやったら行けます。そして眺望絶佳。
写真は、そのお城のオブジェの胸間城壁から野市、日章方面を撮影したもの。写真中央部、右から左へ物部川が流れます。物部川沿い、写真右端に近いところにある小山が、いつもの上岡山。標高34.4m。河口から2.4km。物部川の向こうに、高知空港の滑走路。河口に近い、川のちょっと向こうに、こないだから話題の命山がありました。上岡山とほとんど同じような小山やったと思われます。
こうやって眺めると、眼下の、物部川河口の東西に広がる平野には、高台がほとんどありません。右端に見える琴平山まではいかにも遠い。空港近くには、こうやって見てみると、上岡山程度の山を構築する場所は結構ありそうにも見えませんでしょうか。地下シェルター方式も含め、可能性を否定せず、その場所場所に応じた相応しい逃げ方を考えまくること。今はそういう時やと思います。
こうやって鳥瞰すると、いろんなことが見えてきます。