命山計画2〔3156〕2011/12/06
2011年12月6日(火)晴れ!
こないだのにっこりで、夜明け前の滑走路をご紹介しながら「命山計画」 をぶち上げました。やっぱし、考えれば考えるほど、「命山」を構築していくがが一番効果的であるという結論になります。そう思いよったら、友人で業界事情 に詳しいIさんから、こじゃんと興味深い示唆と賛同を頂戴しました。その内容は。
避難タワーのような人工構築物は老朽化するし維持費もかかる。津波、漂流物の激突に耐えられるのは、やはり「命山」である。石でできた小山は半永久に残るし、放っちょいたち5年で自然緑化される。
と、いうことでした。更にすごいのはここから!
高 知港の、太平洋セメントさんが工場を撤退しました。高知市北部の土佐山に、太平洋セメントさんの石灰石鉱山がありますが、現在、その鉱山から、太平洋セメ ントさんが撤退するかどうかの瀬戸際ながやそうです。で、その鍵を握っちゅうがが、元々はセメント原料やった「細粒サイズ石灰石」の使い道。それが見つか らん限り、撤退という選択肢が限りなく近づいてくるのでありました。もし鉱山がなくなると、高知の至る所に広がっちゅう「裾野」、つまり石灰プランとだけ ではなくて運送や燃料や船会社などなどの関連業種が消滅してしまう危機に陥るそうです。そこで!
土佐山の細粒サイズ石灰石を使うて命山を構築して はどうか、というご提案。これは、高知の特色を活かした、しかも現実的で即効性のあるプランかも知れません。命山をつくるには、それなりのノウハウと材料 が必要。その仕組みを高知沿岸で確立することは、こじゃんとエイことのように思われます。研究してみる価値はありますね。
写真は、高知空港の滑走路。ここに戦争前まであった命山を、津波からの逃げ場のない地区に、高知の資源を利用して新しく創る。早いこと実現したい夢。命山計画。