出口が急カーブのトンネル〔3047〕2011/08/19
2011年8月19日(金)晴れ!こじゃんと暑い!
しかし暑いです。かなり強烈。
こないだ、新しいトンネルができたことでほとんど車も通らんなった、旧トンネルの出口をご紹介しました。そこで、今日は、新しいトンネルができたことでトンネルそのものが廃止されてしもうたものをご紹介しましょう。
大杉の高須隧道。
高知自動車道の大豊インターを下りて、大豊町役場に向かう際に通り抜けるのが新高須トンネル。昭和62年に高知自動車道の南国大豊間が開通するがに合わせ、昭和61年に完成した立派なトンネル。大豊町から本山町、土佐町方面に向かう国道439号線のトンネル。
そ のトンネルが開通するまでは、国道32号線の、役場やひばり食堂からもう少し高知寄りを山の方へ斜めに上がって行った高須隧道が本線でした。新しいトンネ ルになってから20年以上経ちますが、廃トンネルがどんなになっちゅうか見に行ったことなかったので、今朝はそこへ行ってみました。
トンネル入り口まで、道路は昔と変わらぬ風情。そして入り口はこんな感じ。そう。車が擦れ違うがが精一杯の、結構狭いトンネルやったですね。
高 校生の頃、大川村の白滝廃鉱跡のゴーストタウンを見にいった際は大杉からバスでした。自分で車を運転して行ったのは、学生時分、大川村出身の先輩の実家 に、バーベキューとかをやりに遊びにいったとき。丁度今頃。テレビで、夏の甲子園をやりよりました。名古屋の高校の工藤という左投手が三振の山を築きゆう がをビックリして見た記憶があります。そう。工藤公康くん。
で、話を戻しますが、車の運転をして、このトンネルに差しかかりました。何の気なしに ライトをつけ、暗いトンネル道を進みますが、出口が見えてきません。おかしいにゃあ、と思ううちに道路は左へ急カーブ。ビックリして左ハンドルを切りまし たが、スリップし、対向車線にはみ出しながらどうぞりこうぞり曲がったところが出口でした。出口直前で急カーブするトンネル。これは、ちくと危なかったで す。対向車が来やあせいで良うございました。
構造上、かなり危険なあのトンネルは、昭和7年竣工。自動車がそんなに通ることを想定しちゃあせんかったがでしょう。そんなこともあって、新トンネル開通と同時に、このように塞がれることになったがかも知れません。
一時期、この廃トンネルの中で椎茸栽培をしたりしよったと思いますが、どうなったがでしょうか。