キレイになる鏡川、高知の未来〔3007〕2011/07/10
2011年7月10日(日)今日も暑いです
今日は、鏡川一斉清掃の日。浦戸湾七河川一斉清掃の一環。浦戸 湾に流れ込む7つの川を、市民の手によって清掃する日。平成元年、高知市制100年を記念して始められたということですが、ここ鏡川では、そのとっと前か らやりよりました。鏡川の一斉清掃ということで言えば今年が第41回ということらしいです。そう。ひまわり太郎が小学校3年生か4年生の頃に始まりまし た。覚えちょります。
ひまわり太郎の父親とかが始めた一斉清掃やったもんで、小学生のひまわり太郎も連れて行かれて、川にぞぶりこんで掃除をしました。場所は、現在と同じここ。南与力町から川に出て来たところ。あれから41年ですか。感慨深いです。
今朝は早朝からたくさんの善男善女が川の掃除にやってきました。朝から日差しは強烈で、汗をダラダラ流しながらの清掃。川に足をつばけたら冷たく心地良うございました。
ここには葦原があります。昔はこんなになかったです。年々生い茂ってきますね。この葦原の中に、上流から流れて来たゴミがたくさん引っかかっちょります。
毎年、このにっこりひまわりでもご紹介しゆう一斉清掃ですが、昔に比べたら、ゴミも随分と減ってきました。確実に、鏡川はキレイになりよります。
昔、浦戸湾でつながる江ノ口川上流にあったパルプ工場の廃液が垂れ流しやった頃、そして生活排水がもっと垂れ流しやった頃、自然環境に対する意識が低かった頃、鏡川はもっときたない川でした。
今、 少しづつ、美しい水辺環境が戻って来ようとしちょります。昨夜、高知でこだわりの農産物とか、加工品をつくりゆうおんちゃんとかと飲みよりましたが、話題 は、高知の自然環境のすごさ、自然の恵みの豊かさ、でした。ここ浦戸湾と鏡川にも、ニロギ、アカメ、チヌ、スズキをはじめとする獲物がどっしこ。大きなう なぎも釣れます。
今一度、高知の街中で、水に親しめる都市計画を考えていきましょう。水と自然と太陽に恵まれた高知。街中を縦横に水路が走り、浦戸湾と水運でつながっちゅう、そんな都市計画。
目の前の、その場しのぎの観光政策を毎年無理無理やっていくのか、じっくりまったり、高知の素晴らしさを守り、育て上げていくのか。住みたい街はどっちですか?