掛川町、久米の仙人、雷さま〔2935〕2011/04/29
2011年4月29日(金)快晴!
良いお天気。鏡川沿いから、筆山、高見山方面を越え、神田界隈をたつくってきました。山の緑も濃くなり、季節は夏に向こうてまっしぐら。菅原道真公のご嫡男、高視さんが土佐権守で赴任してきた際に住んだとされる、高見山東麓から古い墓所が並ぶ道を駆け上がってみましたが、途中から草ぼうぼうになり、行き止まってしまいました。一旦麓まで下り、また、別の道を探して迷い迷いたつくりよったら、見慣れた、高見山から鷲尾山への登山道に出ました。迷い迷うがもまた楽しいです。
さて、ここは、こないだもご紹介した鏡川、潮江橋と天神橋の間の北岸。ホテルの大きな建物があった場所。
この左手の一角は掛川町。元々、山内一豊さんが土佐へ入国してきた際、前任地の遠州掛川の職人さんたちを連れてきて住まわせたので掛川町。今は、高知一の風俗街。
そこに、ひまわり太郎が学生の頃まで、ストリップ劇場がありました。高知唯一のストリップ劇場。今はもうなく、駐車場になっちょります。
昨日、笠置シヅ子さんの雷ソング一番の歌詞をご紹介しましたが、実は、秀逸なのは三番の歌詞。印象的で、よう覚えちょります。
ピカピカゴロゴロ ピカピカゴロゴロ 雷さまはへそが好き
近頃人間世界じゃストリップ おへそも隠さず踊りだす
どちらを向いてもストリップ 雷門の浅草は 軒並みそろえてストリップ
これではこっちが悩ましい うっかり見とれて踏み外す
くわばら くわばら くわばら くわばら
久米の仙人じゃ~~~~~
こりゃた~まらない! ピカピカドン!
つまりですね、浅草にはストリップ劇場が多すぎて、雷さまが、久米の仙人のようになってしまうじゃないか、という歌。久米の仙人のお話、今はご存じない方も多いがやないでしょうか。昭和20年代の世相、庶民のエネルギーを感じさせてくれる歌です。